吹田市 摂津市 北摂で新築注文住宅を建てるならオギ建設のスタッフです。
水は健康に影響を及ぼす。
近年、それを改めて知らしめたのはPFASではないでしょうか。
特に、水源地でのPFAS汚染のニュースは心配になってしまいます。
今回は改めてPFASについての最新情報と浄水器についてまとめていきたいと思います。
人は水でできている。
人間の身体は水でできているとよく言われます。
それは例えではなく、胎児では体重の約90%、新生児では約80%、子どもでは約70%~75%、成人で約60~65%が水が占めていて、本当に水分の比率が高いことがわかります。
赤ちゃんが約80%ってホントに?と思いますよね。
身体に直接取り入れる飲み水がとても重要だと言うことがわかります。
PFASが厄介な点
PFASが厄介なのには工業製品には必要な撥水・撥油性、熱・化学的安定性など有用な物質のため幅広い用途で使用されてきたことです。
今では12000種類を超えているのだそうです。
広く普及し、手放せなくなったところで発がん性が指摘され、特にPFASの一種類PFOSはWHOで発がん性が4段階のもっとも上位に区分されています。
水源地などでもPFAS汚染が見つかるなど、汚染が広がってしまっている部分です。
家全体をオール浄水をする
敷地に引き込む水道管のメーターの後に浄水器を設置することで家で使用する水をすべて浄水する方法です。新築時だけでなく、戸建てリフォーム、マンションリフォームでも使用することができます。
上記の図面では右が家、左が道路側です。
下の図では向きが逆になっています。
2022年にJIS規格POE形浄水器(複数水栓対応型)に統一されました。POE形浄水器と検索すると大きくメーカーから発売されているので、ぜひ比較検討してみてください。
キッチン用と浴室用に浄水器設置する
キッチンと浴室に設置する水栓ではLIXILをオススメしています。
建築資材最大手のLIXILは実は浄水器のカートリッジまで自社でつくっています。
使い続けやすく定期コースであったり、LIXILオンラインストアで購入することができます。
キッチンの水栓デザインによってカートリッジの場所や性能も変わってきますので、ご検討の際にはご注意してください。
浴室シャワー用は塩素を抑える。
今回はPFASを中心にお話しているので少し脱線しますが、
残留塩素を含んだ水道水のシャワーを使い続けると、キューティクルへのダメージを与えてしまいます。
カートリッジをスライドバー下部に格納しているので、ヘッドは軽く使いやすいです。
LIXILの浄水器フィルターは石と粘土を高温焼却してつくられるセラミック原料と活性炭は口に入れるものなので天然素材が相性がいいですね。
コーヒーやお茶なども味がよくなるそうです。
お家づくりの時にぜひご検討いただけたらと思います。
またリフォーム時に利用することができます。
お気軽にご相談いただけましたらと思います。
たかが水のこと。
されど水のこと。
PFASにご興味がある方は以下もご覧になってください。
環境省が公表している地方自治体のPFAS汚染調査の結果です。
https://www3.nhk.or.jp/news/tokushu/20240612/pfasmap
赤色が規定以上(アメリカヨーロッパの10倍以上ゆるい規定)
黄色が規定以内
水色は報告下限値未満(安心水準)
グレーは不明(調査無)
グレーの多いこと。
これからもっと話題になりそうですね。