吹田市 摂津市 北摂で注文住宅・リフォームのオギ建設スタッフです。
2022年2月から西日本では『ハイブリッド窓TW防火戸』が発売になりました!!
HEAT20 G2グレードを標準仕様にしている弊社ですが、もう一つ上のグレードにあたるHEAT20 G3グレード(UA値:0.26)を目指すためには高性能なサッシとトリプルガラスが必要、、、って思ってたら今回は防火エリア用は複層ガラス仕様しかないようで、、。
きっと準備でき次第発売されることを願って、この記事では建材の自由度も少ない防火・準防火地域でHEAT20 G3グレード(UA値:0.26)を建てるために検討をしていこうと思います。
HEAT20とは?
一般社団法人 20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会の略称で坂本 雄三東京大学 名誉教授を理事長に断熱業界の著名人たちでつくられた団体。
http://www.heat20.jp/about/index.html
HEAT20 G3グレードとは?
HEAT20 G3グレードと聞いてあんな家だよね。と想像できる人はほとんどいないと思います。
冬季におおむね15℃以上を確保する住宅と定義されています。
15℃未満になる割合が、
次世代省エネ基準では約30%程度
HEAT20 G3グレードが2%程度
と同じように暮らしていても15℃以下にならないグレードです。
床暖房や暖房をいっぱいつければ大丈夫と思う方もいると思いますが、
同じように暮らしていて次世代省エネ基準からは暖房費が約75%削減されると財布にやさしい住宅になります。
吹田市の防火・準防火地域
防火地域とは、都市計画法第9条20項において「市街地における火災の危険を防除するため定める地域」 として、また、建築基準法および同法施行令において具体的な規制が定められた地域である。
準防火地域とは、都市計画法第9条20項において「市街地における火災の危険を防除するため定める地域」 として、また、建築基準法および同法施行令において具体的な規制が定められた地域である。
引用 ウィキペディア
建物が密集したエリアで指定されることが多いようです。
事務所のある正雀なども昔は指定されていなかったんですが、指定エリアは増えているようです。
吹田市では南側、特にJR沿線は防火・準防火地域の指定を受けていることが多く、この辺りで土地探しを探されておられたら防火・準防火地域についてはご注意してください。
住宅の開口部や外装において建材の自由度も少なくなります。
このエリアではHEAT20 G3グレードの住宅を建てたくてもすんなりと建てられないと言うことですね。
防火・準防火地域でHEAT20 G3グレードを建てる。
HEAT20 G3グレードのお家を建てるためには断熱性能を上がる必要があります。
壁の部分は充填付加断熱工法「スーパーウォール デュアル」が有力ではないでしょうか?
100EXは外側に付加断熱を行うため、敷地に余裕があればDUAL 100EX、敷地に余裕がない場合は室内側にDUAL 100INに近い工法で内側に加断熱を行う工法になるでしょう。
また窓の性能を上げる必要があるのですが、冒頭で書いたように防火・準防火指定エリアでは建材の自由度があまり高くありません。
そのためあるもので対処する必要があります。
冒頭に紹介したハイブリッド窓TW防火戸にインプラスを追加してサッシ2つに4重ガラスになるイメージでしょうか。その都度、外皮計算を行ってしっかりとHEAT20 G3グレードを超えているか。十分に検討が必要になりそうです。
住宅の高性能化はまだまだ進んでいく。
防火・準防火地域以外ではHEAT20 G3グレードを実現しやすくなっています。
これらは2050 年カーボンニュートラルの達成に向けて、世界各国や日本では脱炭素化の取り組みが加速していることが背景にあります。
今の建売住宅の75%の暖房費を削減できるほどの住宅を建てることで、冬でも室内温度は暖かく、Tシャツで暮らせ、冷え性だったことを忘れるかもしれません。
また悩みのタネの「光熱費」もぐっと下がるでしょう。
多くのメリットも多いHEAT20 G3グレード。
建物密集地域に指定されている防火・準防火地域では敷地も限られ、建材の自由度も少ない。
難しいことではありますが、オギ建設には叶えるだけの技術があります。
せっかく家を建てるならHEAT20 G3グレードを検討してみませんか?
ご提案させていただきます。