吹田市 摂津市 北摂で注文住宅を建てるならオギ建設のスタッフです。
とある工務店の社長さまが弊社建築現場にいらしていただきました。
その際に話題になったのが、
「高気密だと閉塞感がある。」という情報が世の中にはまだまだあるということ。
どう表現すれば、わかってもらえるのか?
一般のお客様もわかりにくい点ということは理解できますが、
建築会社やハウスメーカーの営業までも「高気密だと閉塞感がある。」といったことをいう人がいます。
今回は改めて換気と気密の関係についてご紹介していきます。
換気と気密の住み心地への影響について
気密をあまりとらない方が自然な換気ができる。という間違った考えが世の中にあるのは、気密が換気に影響するということがあまり認知されていないためかもしれません。
古民家のように床材を剥がせば、そこは外とつながる床下のような家(超低気密な家)であれば、自然な換気も十分にできていますが、気密性がある程度あるアルミサッシにべた基礎の現代の家であればある程度の気密がとれてしまいます。
その場合発生するのは計画換気がうまくいかずに、部屋の一部に空気の通り道ができて一部は換気し、残ったところは換気を十分に行えないということが起きてしまいます。
ハウスメーカーの気密性
少し前のデータになりますが、有名家垢ブロガーさんであるさとるパパの住宅論に掲載されているデータです。
さとるパパの住宅論は工学系のさとるパパが自宅を建てる際に試行錯誤して得た見解を共有してくださっている素敵なサイトです。
住宅の専門家ではないとおっしゃられていますが、すごく勉強されていてかつ、お施主様目線での住宅の疑問を視点はすごく勉強させていただいています。
にもあるようにHMでもC値にこだわりを持っている会社は少ないと言えるかもしれません。建築部隊ではあまりこだわっていないため、営業は高気密はあまりしない方がいいと流布してしまうのも起きてしまうのでしょう。
気密が0.5以下㎠/㎡を超えると換気効率は上記のレベルになり、すき間から入った空気は換気口への流れができてしまい、部屋の換気としては不十分になってしまいます。
換気効率の模型実験
実際にご覧いただけると気密が低いと空気の流れが悪くなっていることがわかります。
https://www.biz-lixil.com/tv/play.php?id=5217964284001&_ga=2.210355152.474191526.1675561093-1898321429.1664694759
オギ建設の気密0.5以下㎠/㎡ 直近3年平均 実績値0.3以下㎠/㎡
換気が不十分な部屋で暮らすことは健康被害がつながってしまうことも。
換気不足によって室内で発生する二酸化炭素の量が増えたり、汚れた空気で暮らすことに、人は飲食物の10倍以上の空気を身体に取り込んでいます。
換気が足りているか?室内の空気質は問題ないか?
ともに見えない空気のことですが、健康に重大な影響がある点としてしっかりと確認する必要があるように思います。
換気システムが悪いのではなく、気密が悪く換気しないこともあるということ。
さとるパパの言葉を引用させていただくと
「法的に問題ない住宅性能と、望ましい住宅性能の水準は別物です。」
目に見えないものだからこそ、気密の数値から住み心地を考えていただけたらと思います。
せっかくの第1種の熱交換換気システムがC値2.0㎠/㎡だと30%しか吸気せず、残り70%は隙間から空気を入れることになり、フィルターも通さずに空気が入ってきてしまいます。
もちろん、冬は冷たい空気のまま、夏は暑い空気のまま すき間から70%吸い込みます。
その分、冷暖房費は高くつきますし、足元は寒くなります。
住み心地と毎月の光熱費負担軽減にこだわりたいなら本当の高気密を選ぶことをお勧めします。
オギ建設の気密0.5以下㎠/㎡ 直近3年平均 実績値0.3以下㎠/㎡です。
ZEHを超える断熱性能である断熱等級6を標準仕様ですから安心してほんとうの高気密高断熱の家を提供できます。
デザイン性の高い住宅は高い性能の上にこそ、成り立つと考えています。
吹田市、摂津市、北摂エリアでのお家づくりならばオギ建設へお気軽にお問合せください。
本当に良い家を建てましょう。