吹田市・摂津市・北摂で注文住宅をお考えなら上質デザイン住宅、注文住宅専門工務店のオギ建設

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2025年5月15日

正解と思い込みやすい間取りの定番だけど、「実は合わないことも多い」事例を5つ

吹田市、摂津市、北摂エリアで耐震等級3+制振工法を採用した新築注文住宅をご提案しているオギ建設スタッフです。注文住宅では「これが正解」とされる間取りの定番がありますが、実はすべての家族に合うわけではありません。暮らし方や価値観によっては、快適どころか不便になることも。今回は、よくある思い込みの間取りと、それぞれに合う・合わないケース、最適な考え方をご紹介します。

お家づくりは「どう暮らしたいのか?」と家族構成やライフスタイルなど家族ごとバラバラ。だからこそ、定番は定番として総デザイン(So Design!)することが重要とオギ建設は考えています。

注文住宅で間取り迷子になりそうと不安な方に読んでいただけると幸いです。

 

 

1. 「リビング階段が家族のコミュニケーションに良い」は誰にでも当てはまる?

リビング階段があると自然に家族が顔を合わせる、というのは魅力的な考え方ですが、すべての家庭にフィットするとは限りません。
大切なのは「リビングを通る=会話が増える」という単純な図式ではなく、家族の生活時間や性格に合わせた設計かどうかを見極めることです。

リビング階段が合うのは、家族全員の生活リズムが似ていて、生活音にあまり敏感でない家庭です。
一方、早寝早起きの生活や、静かな環境を求める家族には、上下階の音の伝わりやすさや冷暖房効率の低下がストレスに感じられるかもしれません。

ぜひ、起床時間や就寝時間だけでも良いので、家族のリズムがリビング階段に合っているか?再確認をしてください。

 

 

2. 「広いLDKが快適」は本当に家族に合っているか?

広いLDKは一見、理想の空間のように感じられますが、実際には「広さ」そのものよりも空間の使い方や収納とのバランスのほうが暮らしやすさに直結します。
家族で一緒に過ごす時間が多い家族には広いLDKが心地よく機能するでしょう。

ただし、それぞれが自室で過ごすことが多い家族構成では、広すぎるLDKが持て余し気味になることもあります。空間を無理に広げるのではなく、「居心地のよい適度な広さ」に整えるという視点が求められます。

リビングに大きめの収納を備えるなどリビングに機能性をより持たせるのもいいですよね。

 

 

 

 


3. 「将来のために子ども部屋は2つ」が本当に必要?

 

子どもが2人いるから2部屋必要、というのは定番の考え方ですが、実際の生活ではそれが最善とは限りません。
よく聞かれる話かもしれませんが、思っている以上に子ども部屋は使用期間が短いです。

子どもが小さいうちは一緒に寝たがることも多く、すぐに個室を2つに分けるよりも、柔軟に仕切れる設計にしておくほうが、空間の活用に幅が出ます。

兄弟の性格が大きく違い、それぞれに静かな環境が必要であれば個室を設ける価値はありますが、そうでない場合やスペースに限りがある場合は、当初は1部屋で共有し、必要に応じて分ける方法が合理的です。
また、将来的に使わなくなった部屋が無駄になるリスクを考えると、将来的には書斎、趣味の部屋、収納部屋などにも使用できる汎用性のある設計にしておくことが、長い目で見た暮らしやすさにつながります。

 

 

 


4. 「夫婦は同じ寝室・寝具で寝るのが普通」…は、本当?


https://uchi.tokyo-gas.co.jp/topics/5423

東京ガス都市生活研究所さんの記事によると
夫婦別室で寝ている割合は経過とともに減っていくことがわかります。

若いご夫婦にとって一緒に寝るのが当たり前、という価値観は根強いですが、現代の多様なライフスタイルを考えると、お互いの生活リズムや体調を尊重した寝室設計の自由度も重要です。

たとえば、夜勤や早朝勤務がある家庭、あるいはいびきや寝返りで睡眠が妨げられる場合など、無理に一緒の部屋で眠ることが、かえって心身の負担になることもあります。
趣味や仕事の時間を大切にしたい夫婦にとっては、適度な距離感があることで気持ちよく過ごせるケースも多いのです。
もちろん、同じ空間で過ごすことに安心感を覚える方々もおられますので、大切なのは「一緒に寝る/別々に寝る」の選択肢を持てる間取りにすることです。

 

 

5.「ファミリークローゼットは1ヶ所集中」が正解?

家族の持ち物を1ヶ所にまとめるファミリークローゼットは人気ですが、使うタイミングや動線を考慮しないと、かえって非効率になる場合があります。
とくに朝の支度が重なる家庭では、同時に複数人が使うことで混雑し、動きにくくなることも。

また、2階に個室があって1階にクローゼットを設ける場合など、日常的な上り下りが大きな負担になることもあるでしょう。
洗濯・収納・着替えがスムーズに流れるような配置であれば便利ですが、それぞれの部屋に最低限の収納を設けつつ、共用の収納も柔軟に活用できるようにすると、暮らしの快適度が一段と上がります。

 

収納は適材適所に! また収納率を考えながら配置することも重要です。

 

 

住まいづくりには“正解”があるようでいて、実はご家族ごとにまったく異なる答えがあります。人気の間取りや定番のスタイルも、暮らし方や家族構成によっては逆にストレスの原因になることも。だからこそ大切なのは、「何が流行っているか」よりも、「自分たちはどう暮らしたいのか」を軸に間取りを考えることです。

私たちは吹田市の工務店として、お客様一人ひとりの暮らしに寄り添いながら家づくりをお手伝いしています。
迷ったときは、ぜひお気軽にご相談ください。あなたにとって“ちょうどいい”で最適な住まいを、一緒に見つけていきましょう。

 

 

 

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