吹田市 摂津市 北摂で注文住宅を建てるならオギ建設のスタッフです。
オギ建設では断熱性能を表示し、住宅のすき間相当面積(C値)の表示を行って、お客様に引き渡しています。
そのように明示することはいつものこと。
しかし、住宅業界全体を見るとまだまだ少数派なんだということを感じてしまうことがありました。
すごく残念なこと。
ふと、考えてみれば他の業界は
・リッター何キロ走るか明示されていない車。
・カロリーを書いていないプリン。
・どんな繊維素材からできているのか明示されていない服。
どれもこれも、目がつくところに書かれていて、探しやすい。
各業界での明示ルールもあるよう。
なのに家は一番高いものなのに、表示が遅れていることはとても残念ですよね。
「建築業界は住宅の性能を明示することが少し遅れている。」
これからお家づくりされる皆様も、そのことを前提に注意しておかないといけないことを知っておいてください。
「新築だから大丈夫でしょう。」
と安直に考えるのはやっぱり危険なようです。
新築の住宅性能表示実施率は28%
住宅においてその性能を表示する制度を住宅性能表示と言います。
その他の業界の表示制度同様、決まりがあり、JISなどの工業規格とも連携しながらマイナーチェンジをして、住宅性能を表示するというしっかりした制度
令和3年度の評価書交付割合は28.2%
令和3年に新築された住宅865,909戸のうち、性能を表示されたのは28.2%
残り71.8%は表示されていません。
ちょっと低すぎるようですよね。
多数は表示されていない。表示されているのが珍しいとも言える数値なのかもしれません。
ほんとに注意が必要で。
お家ほどの高額なもの。コンビニに売っているゼリーですらカロリーを表示されている。
性能を表示していてあたりまえ。
と思いがちですよね。
70%以上は表示されていない。
そして、表示していないお家を提供している会社は表示することへの意識も低いようです。
海外での住宅性能表示
住宅表示のひとつ『省エネ性』についてまとめている資料が野村総合研究所(NRI)からでていました。
2010年頃の資料が中心のために少し前の資料ですかね。
現状ドイツなどは矢継ぎ早に規制を強化しているので、もっと厳しい制度に変わっていると思われます。
全文はこちら→ https://www.ibec.or.jp/GBF/doc/sem_13th_17.pdf
2010年当時すべて・義務的全建築ストックは義務的な建築物のエネルギー基準の対象
と場所では新築時の性能表示も義務化されているそうです。
資産性のためにも『性能表示』
上記のように海外では、既存住宅でも性能表示が一般的になってきていることを考えると新築時にその性能を明示して残しておくことがどれだけ大切なことかわかっていただけると思います。
将来的に、親族にそのお家を残す。もしくは賃貸に出す。
など住宅は快適に暮らすだけでなく、大切な資産形成の一つです。
社会が性能を表示するのが一般的になる未来、性能がわからないお家では、資産性は崩れてしまうかもしれない。
将来にわたって「この家に住み続けたい」と思ってもらうためにも資産的に価値があると自他共に認められる家であることは大切なことだと思います。
他の人から価値がないと思われる家に住むのはちょっとツライですもんね。
オギ建設は住宅性能表示されたお家を「あたりまえ」なものとしてご提案させていただきます。
断熱等級6(HEAT20 G2)と耐震等級3+制震工法が標準仕様です。