吹田市 摂津市 北摂で注文住宅を建てるならオギ建設のスタッフです。
私自身、子供の頃に小児喘息で学校をよく休み、小学校の3年生から4年生の間は喘息から肺炎になり入院した経験があります。そのため、喘息の子供たちだけを集めた合宿に参加するなど、体の弱い子供時代を過ごしました。その結果、勉強についていけず、自分自身が勉強できない子と認識するようになり、とても辛い時期でした。
親になって思ったのは、子供が健康であることがどれほど幸せなことか、ということです。親にとっても、子供の健康が害されている状態はつらいものです。
今回は、子育て世代にとって家ができること、家によって変わることについてまとめてみました。個人的な体験も含め、家が子どもの健康にできることはたくさんあるので、ぜひ知っていただきたいと思います。
高性能住宅に住む人たちの声
まず、私が知る限りで、高性能住宅に引っ越した後に変わったことをいくつかご紹介します。
乳幼児~幼児期のお風呂前後の時間が変わった
賃貸や実家から高性能住宅に引っ越した方々からは、子どもとのお風呂前後の時間が変わったとよく聞きます。断熱性能が不足している家では、洗面所が寒いため、体温調節がまだうまくできない乳幼児~幼児のお風呂前後は大変です。それでも、鼻水が出たり、鼻が詰まったりすることがよくありました。
新しい家に引っ越した後、下の子どもさんでは全く気にしなくても、鼻水が出たり、鼻が詰まったりしなくなったという声をよく聞きます。少しの間だけ下着を着せてバウンサーに寝かせ、自分自身のお風呂に入る余裕が出てきたという話も聞きます。
鼻水や鼻詰まりは寝不足や中耳炎の原因
赤ちゃんはおっぱいを吸うために鼻呼吸が必要です。そのため、鼻水が出たり、鼻が詰まったりすると、寝苦しさから十分な睡眠をとることが難しく、喉の問題や中耳炎などの原因にもなります。
室内の温度は部屋間だけでなく部屋内の上下でも一定に
LIXIL住まいstudioが以下のように紹介しています。
左は昔の家で、右が高性能住宅です。昔の家では、胸のあたりの温度が20℃を超えていても、床付近は12-13℃しかないです。また、残念ながら、2025年に義務化される予定の断熱等級4の家でも、床の温度は15℃を少し超える程度で、これも低すぎます。
冬になると体調を崩していた原因はこれかも
住宅業界に入ってから気づいたのですが、床付近の温度が低いことが体調を崩す原因かもしれないと疑っています。
子育て世代の家族にとって、家はただの住む場所でなく、子どもの健康を守る大切な役割を果たします。
子どもが健康であれば、よく寝て、よく動き、よく勉強もできます。そして、自信を持って何事にも取り組む姿勢を育むことができます。だからこそ、子育て世代にとって、高性能住宅に住むことは大きなメリットがあるのです。
住宅性能が違うと空調ではカバーできない差が起きています。
お家づくりにはぜひご確認してあげてください。