吹田市、摂津市、北摂で新築注文住宅を建てるならオギ建設のスタッフです。
私自身も小児喘息で、冷たい空気を喉奥で吸った瞬間、「あ、やっちゃった。」と不用意だった反省とともにのどが腫れないでくれと願っていました。
秋の冷たい風を不用意に吸い込むぐらいでのどが鳴りはじめ、次の日には寝込んでしまう秋の喘息はなかなかに辛いものです。
秋は喘息の季節
秋は季節の変わり目での体調を崩しやすいだけでなく、喘息の悪化が急に増えてくる時期なのだそうです。 ブタクサやヨモギ、イネ花粉によるアレルギーや温度・湿度の変化、ダニの死期などアレルギー反応を引き起こす原因が盛りだくさん。
「キレイな空気で暮らしたい」
切に願っていました。
喘息原因に対して家ができることをまとめました
家が喘息を抑え、安心できる避難できる場所になる。
そんな家は喘息のみならず体調に不安を持っている方には最適な家です。
まずは喘息発作の原因と家ができることをまとめてみました。
朝晩の気温差が喘息を引き起こす原因
朝方になると咳で起きてしまう。と言うことがあると思います。
これは室温が朝方に下がってしまい、気管が狭まり咳が出てしまうというもの
イギリス保健省では16℃未満では呼吸器系疾患に影響があると明示されています。寝ている部屋が朝方に室温16℃未満になっているため発作がでてしまっているのでしょう。
英語ですが、冷えた空気が呼吸器にどう影響するのか?をわかりやすく説明してくれています。
断熱性能と換気システムで室温を下げない家にする。
オギ建設標準仕様の断熱等級6と同程度の家を冬期計測した室温の推移です。
大阪ではそこまで寒くなること少ないですが、-3.2℃にもなっても室温は20℃以上をキープしています。
こんな家なら朝晩の冷え込みで喉鳴りを引き起こさずいられそうですね。
秋の花粉も原因
秋にはブタクサやヨモギなどの花粉が飛散し、喘息発作の引き金となることがあります。花粉は気道に入るとアレルギー反応を引き起こし、喘息症状の悪化につながります。
これは春・秋ともに言えることですが、どの花粉が体調不良を起こすかは人それぞれです。春だけ警戒していると秋の草系の花粉での体調不良をまともに受けることになりがちです。
特に秋は他の原因も多すぎるため、見逃されがちなようです。
実際私も大人になるまでブタクサやヨモギの花粉アレルギーだったことを知りませんでした。大人になって血液検査を受けた際に、先生にあれもダメ、これもダメと血液検査の結果を教えてもらいました。
意外なことに杉花粉は秋にも飛んでいます。
もう絶望的ですよね。
アレジオンHP(エスエス製薬)https://www.ssp.co.jp/alesion/hayfever/calendar/
夏に増殖し、秋はダニの死骸やフンがたくさん
秋になると、夏に大繁殖したダニの死骸やフンが大量に発生し、喘息発作を引き起こす大きな要因となります。
ダニアレルギーは、生きているダニそのものよりも、ダニの死骸や糞が原因となる場合が多く、ダニの死骸やフンを含んだホコリを吸い込むことにより、喘息症状が悪化しやすくなります。
カビや細菌は、ホコリを乗り物にして室内を移動します。綿ホコリ1gの中には平均30種類、1000匹のダニが生息しています。普通の家で、5000万〜数億匹のダニがいると推測されます。
そのため、病院などではこまめな掃除を推進されています。
ホコリが溜まらない掃除しすい間取りにする
ホコリは以下のような場所にたまりやすい
・床の隅や角
・家具の高い場所や裏など
・静電気を帯電しやすいカーテン
・窓枠やドアのレール
など家のなかで溜まってしまいます。
こまめなホコリ除去を目的とした掃除が簡単にできることが何より重要になってきます。
喘息対策とふれこみですごく高い掃除機も販売されているようですが、、
その前にできることもたくさんあります。
・間取りの上でもホコリが溜まらないシンプルなつくりにする。
・適材適所に収納があったり、
・掃除道具が手に取りやすい場所にあって、家族全員がホコリ除去に参加しやすいようする。
・レールなどをノンレールタイプを選ぶ
・静電気を帯電しないリネンカーテンを選ぶ
家ができることは多くあります。
特に家づくりにおいては完成後では変えにくいところもたくさんあります。
「キレイな空気で暮らしたい」
要望にできるだけおこたえできる家づくりやリノベーションを提供していますので、お気軽にご相談してください。