吹田市 摂津市 北摂で注文住宅・リフォームのオギ建設スタッフです。
先日、お客様とエコハウスについて聞かれました。
気候条件や自然エネルギーを活用・遮蔽する家づくりを心がけ、高い省エネルギー性をもつ高性能住宅と組み合わせることで、電気使用量の節約や、季節に合わせた快適な暮らしができ、低燃費なので脱炭素にも寄与しますよ。
と回答してしまいました。
お客様の頭に「?」マークがいくつも、、。
互いに苦笑いの微妙な空気をつくってしまいました。
口頭では聞きなれない単語を積み上げるとわかりにくくなりますよね。
もっと簡単に説明できないかと再度組み直しをかねてエコハウスについて考えてみたいと思います。
一言で言い表せる結論に近づけたらいいなあと思います。
エコハウスとは?
[エコハウス]と検索すると環境省エコハウスモデル事業がでてきました。
(https://www.env.go.jp/policy/ecohouse/about/index.html)
平成21年5月20日・21日と平成21年9月28日・29日全国会議が開催されました。その研究結果を踏まえて、「21世紀環境共生型住宅のモデル整備建設促進事業」による全国20の自治体でエコハウスがつくられました。
その後それらのエコハウスを前 真之(東京大学大学院工学系研究科准教授)をはじめ多くの研究者たちが調査を行い、一冊の本にまとめたものが「エコハウスの誘い」と言う本。
ネットでも買えるのでぜひご覧になってください。
残念なことに、黎明期のエコハウスは散々たるものでした。
エアコンを使用することを「悪」と考え、適切な外皮計算がされないまま、通風や日射といったパッシブエネルギー利用のみに頼ったため、夏は暑くて冬は寒い建物が多くできてしまったそうです。
当時としては画期的なサステナブルな建物のエコハウス。
そして出版されたのが「エコハウスのウソ」
本当のエコハウスとはなんだ?
【主な内容】 プロローグ 省エネ基準義務化 第1章 人と気候 第2章 建物の外皮性能 第3章 冷房 第4章 夏への備え 第5章 吹き抜け・大開口 第6章 暖房 第7章 再生可能エネルギー 第8章 電気
住環境のあれやこれやをまとめてくれています。
研究者の目線なので、少し難しいのか?と思ったらそんなこともなくすんなり読めてしまいます。
最新刊のエコハウスのウソ2まで出版されてます。
エコハウスと本当のエコハウスがある。
環境に優しいエコな素材でつくられた“エコハウス”
通風や日射など設計(パッシブデザイン)を取り込んだ“エコハウス”
高い断熱性に高い気密性で低燃費な暮らしを実現した“エコハウス”
地域の気候風土から培われた住宅文化を引き継いだ“エコハウス”
など、エコハウスという言葉は未だ一定の意味を持ち合わせていません。だから一部がなかったり、逆に組み合わされているお家でもエコハウスと呼ばれてしまい、お客様が混乱されておられたのだと思います。
高い性能でのいいバランスがやっぱり大事
HEAT G2グレードの高い断熱性とC値0.5cm2/m2を切る高い気密性で冬は暖かく夏は涼しい「本当の高気密高断熱の家」に吹き抜けを取り入れ、通風や日射を取り入れたり遮蔽することで自然エネルギーをコントロールするパッシブデザインで低燃費に暮らせる工夫をすること。
ZEHなど創エネを取り入れればなおのことよしですよね。
2017年「ホントは安いエコハウス(著者 松尾 和也)」が指示されているのもわかる気がします。
この本では住宅貧乏にならないために本当のエコハウスを建てようと書かれています。
まさにその通りです。
賃貸からのお住まいだと一般的にはお家は大きくなります。
住宅性能をないがしろにすると冬の暖房費に驚かれると思います。
低い性能の住宅に連続空調の全館空調を入れるとすごく高いです。
気密がひくく空調をどれだけやってもかけても煙突効果ですき間から冷たい空気が入り込んできてしまうと言ったことが起きることもあります。
さあ、エコハウスをもっと簡単に
エコハウスを私のつたない説明では、
「気候条件や自然エネルギーを活用・遮蔽する家づくりを心がけ、高い省エネルギー性をもつ高性能住宅と組み合わせることで、電気使用量の節約や、季節に合わせた快適な暮らしができ、低燃費なので脱炭素にも寄与しますよ。」
と説明していました。
ここまでの考察からもっとわかりやすく、一言で言い表せる結論は
、
、
、
、
見学会とシミュレーションで体感してください。
一言では無理でした。
体感していただいたらすぐわかると思います。
シミュレーションでエコなこと見て取れるとおもいます。
ぜひ、この寒い冬にだからこそその差を感じてもらいやすいと思います。
吹田市でよい家を体感してください。
2022年1月29日(土)・30日(日)の2日間限定ですが、ぜひご来場して、これが「気候条件や自然エネルギーを活用・遮蔽する家づくりを心がけ、高い省エネルギー性をもつ高性能住宅と組み合わせることで、電気使用量の節約や、季節に合わせた快適な暮らしができ、低燃費なので脱炭素にも寄与する家か。」
と体感いただけたらと思います。
最後までお読みいただき誠にありがとうございます。
引き続きエコハウスを一言で表せないか。悩んでみます。