吹田市、摂津市、北摂で新築注文住宅を建てるならオギ建設のスタッフです。
リノベーションは、ただ見た目を新しくするだけではありません。現代の基準に合った住環境を提供し、家の性能を向上させる大切な工事です。特に、築年数が経ったお家では新築よりも経済的メリットがあり、最近は建替えではなくリノベーションを選ばれる方も増えています。
中でも「気密性」を高めることは、快適性やエネルギー効率、建物の耐久性を左右する重要な要素です。
気密性向上のリノベーション事例 ~Smart Houseに特集されました~
今回、吹田工務店がオギ建設と共に行った中古住宅のリノベーション事例が「Smart House」誌に特集されました。この特集では、オギ建設が手がける既存住宅の気密性向上の取り組みが紹介されています。オギ建設では、リノベーションした住宅においても1棟ごとに気密測定を行い、高い気密性を実現することを目指しています。
気密施工は完成後には見えなくなってしまう部分ですが、実は住まいの快適性に深く関わる重要な性能です。
なぜ気密性が重要なのか?
気密性を高めることで、室内の空気の漏れを抑え、冬は暖かく、夏は涼しい環境を維持しやすくなります。これにより冷暖房の効率が上がり、エネルギーコストの削減にもつながります。リノベーションにおいて、気密施工は家の快適性を大きく左右する基本的なステップと言えます。
気密性向上リノベーションのメリット
1. エネルギー効率の向上:気密性が高まると、冷暖房効率が向上し、光熱費の節約が可能です。
2. 快適な住環境:隙間風がなくなり、室内温度が安定することで、より快適な住まいが実現します。
3. 室内空気の質向上:気密性を高めつつ、適切な換気を行うことで、外部からの汚染物質やアレルゲンの侵入を防ぎ、健康的な環境が維持されます。
4. 住宅の耐久性向上:しっかりとした気密施工により湿気が抑えられ、カビの発生や構造の劣化を防ぎます。
適切でない気密性が引き起こす問題
戦後、アルミサッシや断熱材が普及し、家の気密性が高まる一方で、中途半端な気密性の家では古民家にはなかったカビや住宅劣化の問題が発生するようになりました。
適切な気密性がないと、湿気がこもりやすく、家が腐りやすくなってしまいます。オギ建設のリノベーションでは、既存住宅を「高気密・高断熱」に改良することで、長く安心して暮らせる住まいに仕上げています。
気密リノベーションの施工プロセス
オギ建設は、中古住宅の気密性を高めるために、細部にまでこだわって施工を行っています。枠材や構造用合板の周囲には気密材を丁寧に充填し、隅々までしっかりと施工することで、空気の漏れを最大限に抑えています。この緻密な施工が、高性能な住まいを実現するための鍵です。
オギ建設のリノベーション事例からもわかるように、築年数が経過した住宅でも気密性を高めることは十分に可能です。新築だけでなく、中古住宅においても、しっかりとした気密施工を行うことで、快適でエネルギー効率の良い空間に生まれ変わります。
築年数が古いからといって諦めるのではなく、住まいを安心で健康的な場所に変えるリノベーションのチャンスとして、気密性にもぜひ注目してみてください。