吹田市、摂津市、北摂で新築注文住宅を建てるならオギ建設のスタッフです。
この記事は、地震に強い家を建てたいと考える方はもちろん、「耐震性って本当に必要なの?」とお悩みの方にもぜひ読んでいただきたい内容です。
『大地震から家族と財産を守る家』に加えて
『大地震後でも暮らすことができる家』を建てることがとても重要です。
熊本地震から学ぶ
2016年4月14日、熊本県熊本地方で発生したマグニチュード6.5の地震では、益城町で震度7の揺れが観測されました。さらにその2日後、マグニチュード7.3の地震が発生し、益城町と西原村で再び震度7の揺れが確認されました。
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/0039a2c1a07a607286e2e436393c247d4ac72ba0
建物損壊:約14万棟
「被災建物応急危険度判定」で立ち入りが「危険」と判定された建物は、1万2013件
特に注目すべきは、連続して起きた地震の影響で、初回の地震ではダメージを受けていなかった建物が、2度目の地震で倒壊したことです。築年数が比較的新しく、現行の新耐震基準で建てられた家屋でも倒壊しているケースが多く見られました。このことからも、建物の耐震性が十分であるかどうかが住宅選びにおいて非常に重要であることが分かります。
耐震等級による被害の違い
https://pirenoconsumer.ykkap.co.jp/earthquake-prevention/
熊本地震の事例からもわかるように、耐震等級が異なると被害状況も大きく変わってきます。実際、耐震等級3の住宅は倒壊や全壊が0%で、わずかに修復が必要な被害が12.5%にとどまっています。これは、耐震等級3の家がどれほど優れた耐震性能を持っているかを示しています。
耐震等級は1から3までの3段階に分かれており、等級3が最も高い性能を持ちます。オギ建設では、最高等級である耐震等級3の取得を標準とし、地震に強い住宅の提供を行っています。
許容応力度計算とは?
耐震等級を取得するためにはいくつかの計算方法があり、その中で最も安全性を確保できる方法が「許容応力度計算」です。この計算方法は、建物の各部材や構造体にかかる応力を詳細に検証し、設計に反映することで、建物全体の安全性を高めます。この計算方法は、より詳細で厳密な設計を行うため、構造設計の信頼性が非常に高くなります。耐震等級3を達成するためのこのプロセスは、地震に対する住宅の強度を確実に高めるための重要なステップです。
2025年からの耐震基準変更
さらに、2025年4月からは新たな「46条壁量規定」が施行され、木造住宅の「壁(柱)」の量が現在の基準よりも増加することが決定しています。
住宅性能表示耐震等級と構造計算での住宅の耐震性が大きく差が出てしまっているためです。
計算方式によってこれほどまで変わってきます。
オギ建設は、設計費用や構造計算のコストアップを考慮しつつも、「壁量計算の耐震等級3」ではなく「構造計算の耐震等級3」の取得を標準としています。住まい手の皆様が安心して暮らせる住環境を提供するためです。構造計算にかかる設計費用は多少増加しますが、それは「耐震等級1」と「耐震等級3」との差額にすぎません。
大地震が起きた際に
倒壊すれば命を守れません
全壊では財産を守れません
2重ローンとなってしまいます。
軽微な修理で通常の暮らしに戻れるようにしないといけない
地震はいつどこで起こるか予測できません。しかし、備えることはできます。オギ建設では、耐震等級3を標準とし、「許容応力度計算」を用いて精密な設計を行い、さらに制震工法を組み合わせることで、より安全で快適な住まいを提供しています。地震に対する安心感を提供することこそ、私たちが家づくりにおいて最も大切にしていることです。地震が来ないことを祈りつつ、最も備えがある住まいを目指していきます。