吹田市、摂津市、北摂エリアで耐震等級3+制振工法を採用した新築注文住宅をご提案しているオギ建設スタッフです。
今回は、私たちの会社が標準仕様にしている「SW(スーパーウォール)工法」についてお話したいと思います。
普段は、断熱等級6以上や等級7対応とか耐震などホームページに載っていること以外、ちょっとだけマニアックというか、あまり知られてない部分をまとめてみたいと思います。
もしよかったら最後まで読んでみてくださいね。
実は断熱だけじゃない!気密もすごいんです
SW工法は「断熱性能が高い!」ってよく言われます。
でも実は「気密性能」(きみつせいのう)もとっても高いんです。
C値(シーチ)っていう数値があるんですけど、これは家の隙間の大きさを表していて、
普通の家は2.0cm²/m²ぐらい、SW工法だと0.5cm²/m²以下なんです。
これって北海道の高性能住宅の基準も超えてるんです。
気密が高いと:
✅ エアコンの効きがよくなって、光熱費が節約できる
✅ 壁の中に結露が起きにくくなって、家が長持ちする
✅ 外からの花粉やPM2.5が入りにくくなる
…と、いいことがたくさんあります!
耐震はモノコック構造だけじゃないんです
モノコック構造っていうのは、面で力を受け止める強い構造なんですけど、
SWパネル自体が壁倍率4.3倍の耐力壁として認定されているんです。
ちなみに、普通の筋交いは2.0倍ぐらいです。
しかも、設計のときに全部の家で「構造計算(許容応力度計算)」っていうのをちゃんとやっていて、
震度6強から7クラスの地震でも倒壊しないように設計されてるんです。
ただ「強いですよ」じゃなくて、きちんと数字や計算に基づいてるところが、おススメです。
実際の測定と保証があります
SW工法の家は、完成したら実際に気密測定を行って、結果をお施主様にちゃんとお伝えします。
これって、カタログとか資料の中の数字じゃなくて、
「実際に建てた家の性能」を保証しているってことなんです。
さらに、35年間の無結露保証が付きます。
結露って目に見えない場所で起こるので、保証があるととっても心強いと思います。
ZEH以上の性能が標準です
最近は「ZEH(ゼッチ)」ってよく聞きますよね。
SW工法の家は、実はZEH基準をクリアする性能が標準仕様なんです。
断熱・気密・換気の性能が高いから、必要な太陽光パネルの量が少なくて済むことが多いです。
つまり、初期費用を抑えつつZEHが目指せる、っていうことです。
長い目で見るとコスパがいいんです
最初の建築費は少し高めに見えるかもしれません。
でも、長い目で見るとメリットがいっぱいあるんです。
✅ 光熱費が年間30〜50%減ることもある
✅ 換気設備の汚れや詰まりが少なくてメンテナンスしやすい
✅ 家そのものが長持ちするから、大規模な修繕費が減る
最近は光熱費もどんどん上がっているので、
高性能住宅の価値ってすごく大きいと思います。
SWパネルの湿気対策がすごい
SWパネルの中は硬質ウレタンフォームという素材が使われていて、
実はほとんど湿気を通さない(透湿性0.1以下 perm)んです。
✅ 外の湿気が入らない
✅ 部屋の中の湿気も壁の中に入らない
普通の工法だと、防湿シートの施工がちゃんとできているかに性能が左右されますが、
SW工法は材料そのものが湿気を防ぐので、施工ミスの心配が少ないんです。
こういう部分、あんまり知られてないけど、すごく大事なことなんです。
換気フィルターの掃除がラクなんです
第一種換気って聞くと、「高性能だけど掃除が大変そう」って思う人が多いかもしれません。
でもオギ建設の標準仕様は:
✅ 抗菌・防カビ素材のダクト
✅ 吸気・排気のフィルターが外から簡単に外せる
✅ 熱交換素子も自分で掃除や交換ができる
海外製の換気システムだと業者さんを呼ばないとダメな場合も多いので、
この手軽さはけっこうありがたいです。
実は静かなんです
SWパネルの断熱材は、高密度ウレタンフォームで約40dBの遮音性能があります。
さらに高気密なので、すき間風の音や外の小さな騒音が入りにくいです。
音に敏感な人やテレワークが多いご家庭には、
この静けさは思った以上に大きなメリットになると思います。
パネル精度で工事が早い
SWパネルは工場で作られるので、
✅ 寸法がぴったり
✅ 現場での加工が少ない
✅ 壁をまっすぐきれいに立てられる
その分、現場での作業が早く進み、雨養生などのリスクが減ります。
こういう裏側の話って、普段あんまり話題にならないけど、
現場での品質や工期に関わるとても大事な部分です。
まとめ
SW工法の魅力は、断熱や耐震だけじゃありません。
見えない部分の素材や工夫、施工の質、メンテナンス性まで、
たくさんのこだわりが詰まっています。
こういう話を知ってもらえると、
「高性能住宅ってすごいんだな」って感じていただけるんじゃないかなと思います。
もし興味があったら、ぜひスタッフに気軽に声をかけてくださいね!