吹田市・摂津市・北摂で注文住宅をお考えなら上質デザイン住宅、注文住宅専門工務店のオギ建設

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STAFF BLOG

2021年11月11日

HEAT20 G2グレードで寒すぎる寝室をおさらば!

突然ですが、皆様の就寝中の室温は何℃ですか?
一昨年の2月に発表されたスマートウェルネス住宅等推進調査委員会 研究企画委員会 調査・解析小委員会では以下のように発表されています。

寝室の平均温度は12.6℃なのだそうです。
皆さまの寝室は平均温度12.6℃よりも低いでしょうか?

四季のある日本であって冬は寒いものですが、実は寝室がこの温度になってしまうことには健康に大きな被害があると言われています。

 

 

WHO(世界保健機構)が各国に「暖かい家にするように」勧告

2018.11月にWHO暖かい住まいと断熱について勧告がありました。

1.冬季室温は18℃以下にならないように
2.低い室温では呼吸器系・心血管疾患と死亡リスクがある。

と世界各国に勧告しています。
もちろん日本も勧告をうけてはいるはずなのですが、それほど知られていないのではないでしょうか。

 

 

 

 

国の断熱基準では足りない。

デザインや間取りに目がいきがちなお家づくりでは新しい家ならきっと暖かいのだろう。と期待しているかもしれません。

しかし残念ながら現行法では国で断熱の最低基準と言うものはありません。
先進国なら定められている断熱最低基準が残念ながら決められていません。

日本では代わりに住宅性能表示制度と言うものがあって、あくまで任意の断熱ランクと言うものをつくっています。

平成12年4月1日と2000年に作られたこの住宅性能表示制度はお家の通信簿とも言える評価をつくりました。

10分野32項目にわたって任意で通信簿をつくることができるようになりました。
耐震など劇的に改善した良い制度なのです。断熱性については省エネ性・断熱性は等級4が最高等級となっています。断熱性をしめす単位(UA値)は0.87

ただ、この最高等級という言葉をそのまま鵜吞みしてはいけません。
実は相当低い性能なのです。

近いうちに最高等級は5に創設されると言われています。
断熱性をしめす単位(UA値)は0.6の予定だそうです。

実はまだこれでも低いと言われています。

 

 

 

 

等級4とHEAT20 G2の差について

 

HEAT20 G2の断熱性をしめす単位(UA値)は0.46です。
次世代の最高等級よりもまだ良い性能と言えます。

では等級4とHEAT20 G2グレードの差を比較すると

 

エネルギー消費(冷暖房費)が半額に

HEAT20G2グレードは現在の一般的な新築住宅よりもエネルギー消費量が半分になると言われています。間違いなく電気代はやすくなり、ランニングコストが少なくなります。

 

冬季健康被害に問題がでる割合

15度未満は健康被害が出る可能性があると言われています。
WHOは18℃と言っているので15℃でもまだ足りないかもしれませんが、住宅性能表示制度の最高等級4であっても新築住宅であっても冬の約30%が15度未満になると言われています。

 

断熱最高等級4は8℃を下回らない家。。。いや、寒いでしょう💦

気温8度の服装とGOOGLEで調べてみるとこんなもの見つけました。
https://article.osharetenki.jp/articles/14908

東京では2〜3月と12月頃の外気温がこの8℃なのだそうです。外と同じ温度ということは室内にいてもコートを羽織らないといけない温度になるのだそうです。

この8℃にはならないようにする断熱等級でいいわけないですよね。

 

 

 

新築でもリフォームでもHEAT20 G2グレード

オギ建設では新築でもリフォームでもHEAT20 G2グレードにすることができます。
温熱環境はすこし難しく後回しにされてしまうことが多々あることですが、
健康にも関係し、冷暖房費にも関係する断熱性能。

良いデザインの住宅には良い断熱性能が必要です。

良い性能でお家を建てれば、大きな吹き抜けでも温度差がなく、足元も寒くないお家にすることができます。

なにより自分のために断熱性能について真剣に検討していただけましたらと思います。
わかりにくい点も多いと思います。お気軽にご相談いただけましたらと思います。

 

 

 

 

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オギ建設はこの3つのコンセプトを軸に、お一人お一人とじっくり話し合い
お客様にとって『ぴったりな家づくり』を総デザインします。
『長く永く幸せに暮らしていただく』ために・・。

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コンセプト▷
https://ogikensetsu.co.jp/3concept/

施工事例▷
https://ogikensetsu.co.jp/works-all/

 

 

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北摂エリアでの高気密高断熱 注文住宅
標準仕様で HEAT20 G2の家づくり

上質デザイン住宅 オギ建設
〒564-0012 大阪府吹田市南正雀2丁目4-5
TEL:06-6319-1019

2021年11月3日

中古住宅を購入してリフォームするときの注意点 年代別 『断熱性能』

吹田市 摂津市 北摂で注文住宅・リフォームのオギ建設です。

弊社オギ建設は建築会社なので、中古物件の斡旋などはしていないのですが、
ご検討されているリフォームでのご相談を受けることがあります。

そんな中古住宅を購入、そしてリフォームして暮らそうとお考えの方に知ってほしいことがあります。

 

先にお家を決めてからリフォーム相談すると、打ち合わせ日程が相当タイトになります。中古住宅を購入してリフォームを考え始めた時点でご相談を始めてください。

 

 

 

一般的な中古住宅の購入の流れ

中古住宅を購入するとき、不動産会社(仲介)を通して購入します。おおまかな流れで説明すると不動産お申込み、住宅ローン事前審査、不動産売買契約書締結、住宅ローン本審査、金融消費貸借契約(住宅ローン契約)、決済・引き渡し リフォーム、そしてお引越しとなる。

中古住宅を購入を考えている場合、最初にお家を見に行くということは自然なことに思えるのですが、そのまま行くとリフォームの打ち合わせ日程は想定しているよりも短いケースの場合が多くなります。

銀行への住宅ローン事前審査には、『リフォームのお見積書』が必要となってきます。

また契約後も住宅ローン期限と言うものがあり銀行住宅ローン本承認が必要に。

 

 

 

目標基準の移り変わり

省エネ性や断熱性は法律的な義務は今なおないのですが、目標基準と言うのは各年代でありました。
あくまで指標基準のため、その通りに建っていないお家もあります。

冒頭の写真は断熱材の厚さで表したものです。

中古住宅を購入しようと考えたときに、性能向上リフォームも一緒に考えるようにしましょう。
そのためにはお家を決めてしまう前に、性能向上リフォームにはどんなものがあるのか?どんな差が出るのか?を知っておきましょう。
性能向上リフォームの費用をある程度調べた上で、中古住宅を決めるようにしましょう。

全体予算を決める時に性能向上リフォームの検討が入っているかどうかで快適な中古住宅に住めるかどうかが決まります。

お家を決めてからでは日程的な問題で十分な検討ができないことが多いです。
性能向上リフォームのできる注文住宅を建てられる建築会社へお早めにご相談してください。

北摂エリアでしたらオギ建設にご相談してください。

吹田市・摂津市・北摂エリアで住宅の新築やリフォーム、増改築をさせて頂いております。So Design!オギ建設スタッフでした。

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2021年10月31日

グリーン住宅ポイントの申請期限が延長されています。

吹田市 摂津市 北摂で注文住宅・リフォームのオギ建設です。
令和3年度住宅補助金で一番盛り上がったとも言える”グリーン住宅ポイント”ですが、本来は本日10/31が申請期限でした。

 

 

グリーン住宅ポイントの申請期限が延長されています。
ポイント発行対象となる契約は10月31日本日までと言う点は延長されていません。

期間が延長され、11月末(オンライン申請は12月15日)
もしくは、予算がなくなり次第終了となりそうです。

(前回記事)グリーン住宅ポイントはいつから?いつまで??

 

 

 

 

延長されたといっても11月末まであるかわからない。

2021年10月28日時点でのグリーン住宅ポイント予算に対するポイント申請額の割合です。加速度的に申請が増えているのがわかります。

 

 

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2021年10月23日

光熱費の負担が増える冬だから考えたい!!我慢しない『節約術』

吹田市 摂津市 北摂で注文住宅・リフォームのオギ建設です。
本格的に冬に近づいてきました。

皆様の冬支度はいかがでしょうか。
先日、怠けていた衣替えを行いました。

そして、暖房機器を使用することで、
光熱費の支出が上がってしまう季節に突入してしまいました。

 

 

今年の暖房費の家計簿つけておいてください。
オギ建設では光熱費シミュレーションにてどこまで落とすことができるのか?ご提案することができます。

ぜひ、今年の冬に使用した光熱費と比べてみて下さい。

光熱費の負担が増える冬だから考えたい!!我慢しない『節約術』を紹介させていただきます。

 

 

 

ZEH+太陽光+蓄電池を手ごろに建てる方法『建て得でんち』

突然ですが、一般住宅と建て得でんちEの光熱費シュミレーションを紹介します。

 

建て得でんちEとは通常売電収入になる余剰電力(発電—消費)を10年間提供することで太陽光システムを導入費用+設置費用+蓄電池費用+設置費用がすごくお得になるサービスです。
名前の最後に『 E 』がついているのはオール電化にしているプラン

 

建て得でんちカタログから

「建て得」くわしくはコチラ

 

 

LIXILのカタログなのですが、「シュミレーション」となっていますね💦シミュレーションで合っているか?調べてしまいました💦

 

 

【シミュレーション】

電気・ガス費用で毎月19,116円と計算しています。
皆様の光熱費と比べていかがでしょうか?

 

 

総務省統計局「家計調査」2018年では

(3人暮らしの家族)
電気代 平均は約1万1,354円
ガス代 平均値は約3,035円
だそうです。

今回のシミュレーションでは4人暮らしぐらいの想定となるでしょうか。子どもさんの年齢や暮らし方によっても大きく変わってくるでしょうが。

平均よりは少し高い家庭でシミュレーションしていそうです。

 

 

 

さて、そんな家族が暮らすときに
『ZEH+太陽光+蓄電池』の家に住むと

電気代 3,374円になるそうです。

 

毎月19,116円の電気やガスなどのエネルギー購入費が『ZEH+太陽光+蓄電池』の家では3,374円になります。

新聞の月ぎめ購読料が4000円を超えているので、新聞よりもだいぶ安くなると想像するとすごくお得になっていると感じると思います。

 

 

 

でも、お高いんでしょう?? そんなことないんです!!

 

『ZEH+太陽光+蓄電池』には建築費が上がると言うデメリットがあります。
ただ、一昔よりも太陽光システムと蓄電池はだいぶ安くなりました。

 

 

10年前の平成23年(2011)には45.8万円/kw(新築)だったのが平成28年には35.4万円/kw(新築)まで下がってきました。

資料がないのですが感覚的には今はもっと下がっているように感じます。

経済産業省の資料より

経済産業省の資料より

 

 

 

初期費用の捻出が難しいようなら『建て得』もあります。

 

初期費用が負担と感じる場合は、『建て得』サービスを導入することで初期費用を抑えるサービスもあります。

建て得は余剰売電収入を10年間、LIXIL TEPCOスマートパートナーズに提供することで、太陽光発電システムをお得に設置するサービスです。

 

 

 

 

昼間の余剰電力を全部提供する代わりに太陽光パネルや附属設備、設置費用などすべてが実質0円になる建て得バリューや蓄電池を利用し、余剰電力をため込むことで夜にも利用し、太陽光パネルや附属設備、設置費用などすべてが実質0円と蓄電池を割引価格で購入することで光熱費を抑える建て得でんちなど

 

 

似たサービスでは「太陽光リース」もありますが、似て非なるサービスです。
月額費用などが掛かるリースとは違い、余剰電力を提供するだけなので、負担も少なくなります。

住宅の断熱性能など、太陽光パネルや蓄電池以外に問われる条件があるからこそ、お得なサービスになっているように思います。

 

 

 

 

冬でもはだしで暮らして、お得に光熱費を抑えた暮らしをオギ建設で

先ほどからちょこちょことでてきている『ZEH』という言葉。
断熱性能を表すUa値にすると0.6W/㎡・Kになります。

オギ建設の標準仕様はZEHの断熱性能よりもはるかに優れた外皮性能をもつHEAT20 G2グレードが標準仕様になっています。

 

 

建物をアップグレードする費用がなくとも裸足で暮らせるお家を提供しています。

光熱費の負担が増えるこの冬、
毎月の光熱費(エネルギー購入費)をチェックしておいてください。

どれぐらい安くなるか?
ぜひご相談いただけましたらと思います。

 

 

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So Design!オギ建設スタッフでした。

 

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2021年10月15日

実質0円 太陽光の『建て得』|オギ建設は『プレミアム』

吹田市 摂津市 北摂で注文住宅・リフォームのオギ建設です。

本日は太陽光発電システムをお得に設置できるサービスの『建て得』についてです。限られた予算の中で太陽光パネルに費用を捻出するか、間取りを大きくするか・水まわりなどのグレードアップに費用を充てるか。

家づくりにおいて大きな悩みのタネかもしれません。

 

そんな時、『建て得』が解決の手立てになるかもしれません。

 

『建て得』の概要

 

建て得は余剰売電収入を10年間、LIXIL TEPCOスマートパートナーズに提供することで、太陽光発電システムをお得に設置するサービスです。

 

建築費用が上がってしまうと言われるZEH(ネットゼロエネルギーハウス)を立てやすくするサービスです。
毎月の光熱費も特別プラン(建て得でんきプレミアムプランなど)になるので、断然安くなります。

月々の住居費の負担を増やすことなく快適な暮らしができるものになります。

 

建て得は『4種類』をザックリ紹介

  1. 建て得バリュー:ZEH+8kW以上
  2. 建て得ライフ:ZEH+5kW以上
  3. 建て得でんち:ZEH+8kW以上+大容量(11.5kWh)蓄電池
    (建て得でんちライフ:ZEH+5kW以上+大容量(11.5kWh)蓄電池)
  4. 建て得リフォーム:SW工法リフォーム」又は「まるごと断熱リフォーム」+4kW以上

 

 

『建て得』カタログ

現在受付は2022年度版(2021年10月1日~2022年9月30日)

『建て得』バリュー
https://www.lixiltepco-sp.co.jp/assets/pdf/Tatetoku_Value_XF0300.pdf

『建て得』ライフ
https://www.lixiltepco-sp.co.jp/assets/pdf/Tatetoku_Life_XF0200.pdf

『建て得』でんち・建て得でんちライフ
https://www.lixiltepco-sp.co.jp/assets/pdf/Tatetoku_Denchi_XF0400.pdf

『建て得』リフォーム
https://www.lixiltepco-sp.co.jp/assets/pdf/Tatetoku_Reform_XF0500.pdf

 

 

「建て得ライフ利用 VS 自己資金で購入」

「建て得」は余剰売電収入を10年間、LIXIL TEPCOスマートパートナーズに提供することで、太陽光発電システムをお得に設置するサービスです。

 

バリューよりも発電量の少ないライフでは導入コストに437,800円かかります。都市部などで屋根に設置できる太陽光パネルの量が少ないなどの場合を想定されています。

それでも導入コストは180万円ほど安く、10年間の余剰売電収入は115万円なので65万円お得になっています。

 

 

建て得をオススメする理由

太陽光の余剰電力の買取価格は2022年度17円/kWhにまで下がるそうです。
買取価格42円(2012年)~37円(2014年)の当時から考えると半分以下にまで余剰電力の買取価格は下がってしまいました。
買取価格に合わせて新築での導入件数も減っているそうです。

 

一時に比べて太陽光パネルへの関心も少し減っているように感じられますが、買取価格が下がってしまったからこそ、考えてみたいサービスが『建て得』です。

 

株式会社LIXILと東京電力の合弁会社 LIXIL TEPCO スマートパートナーズが提供している『建て得』サービス。

 

2017年よりサービスが開始され、今年度(2021)より従来よりも幅広くカバーできるようにサービスが拡充されています。

 

 

 

オギ建設は構造パネルなのでプレミアム可能

今回紹介している「建て得」は太陽光パネルがお得に設置できると言うだけでなく、常日頃の電気料金もお得になります。

 

LIXILのサッシやドア太陽光発電システムに加えて構造パネル(SW)を加えることでプレミアムにすることができます。

プレミアムになると毎月の電気料金単価が大きく変わってくるので、お財布にも優しくなります。建て得をお考えの際は、電気料金プランも見てみて下さい。

 

 

 

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2021年10月10日

『高気密高断熱の家』は遮音性・家の満足度も高くなる。

吹田市 摂津市 北摂で注文住宅・リフォームのオギ建設です。

今月、急激に温度が下がるのだそうです。
朝晩の冷え込みには十分に気をつけないといけない時期ですね。

 

さて、高気密高断熱の家は冬の寒さに注目されることが多いのですが、季節の変わり目にもその断熱性能をいかんなく発揮します。朝晩の冷え込みをゆるやかにして、快適な睡眠をサポートします。

 

そんな高気密高断熱の家は『防音性・遮音性』も高くなり、お家の満足にも影響するようです。
すこし長い記事ですが、最後までどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

雨の音が気づかなかった。|高気密高断熱の遮音性

アフターメンテナンスの際にお客様と住み心地はどうですか?
とご質問させていただくと

 

「雨の音に気づかないことがある。」

とお答えいただくことがありました。
それまでお住まいだったお家では音が窓や壁、そして換気口から侵入していて、雨の音や濡れた道を通る車の音、時には外から話し声が聞こえていたそうです。

 

 

性能の高い断熱材と気密性の高い窓やドア、そして換気口から音が侵入しない第1種換気と熱の侵入を防ぐ機能はそのまま音の侵入を防ぎます。

もちろん、室内の音漏れを防ぐ防音効果もあります。

 

 

新築された先輩家族1000人のアンケート「心地よい住まいの暖房計画」

作成2016年と少し前ですが、
エコハウスのウソの著者 東京大学大学院准教授 前 真之さんが監修され暮らし創造研究会が発行した「心地よい住まいの暖房計画」では主に住宅購入検討者向けに、断熱・気密と適切な暖房方式の選択の重要性が書かれています。

 

「心地よい住まいの暖房計画」 発行 暮らし創造研究会

 

全32ページに渡って、温熱環境について書かれています。
家づくり初期で重視されている高気密高断熱が完成後は満足度を下げているということを全体的に伝えていて、

高気密高断熱の家の啓発を行っているサッシです。
読みやすいのでぜひ、併せてご覧になってください。

 

 

「心地よい住まいの暖房計画」 発行 暮らし創造研究会 P22

「心地よい住まいの暖房計画」 発行 暮らし創造研究会 P23

 

 

23ページの「これからの家(HEAT20 G2グレード)」はオギ建設の家のグレードと同グレードです。(断熱材はグラスウール充填ではなく、湿気に強い硬質ウレタンフォーム)

 

 

吹き抜けのあるお家での比較ではエアコンの暖気がどのように動くのか?
また各部屋の温度、上下の温度差などわかりやすく説明してくれています。高気密高断熱の家「これからの家(HEAT20 G2グレード)」はやっぱり心地よい住まいになっています。

 

 

 

先輩家族1000人のアンケートでは『防音』は下位

 

この「心地よい住まいの暖房計画」の中で、1000人アンケートが取られています。

重視度・満足度は、各項目ごとに+3(かなり重視している・かなり満足している)~-3(まったく重視していない・満足していない)の7段階で聴取し、平均した値

 

良ければ皆さまも順位つけてみて下さい。
先輩たちの全回答はコチラをご参照ください。

https://kurashisozo.jp/img/effort/pdf2.pdf

Q.建てるとき何を重視した? 何を重視していない??

A.(順位)

  1. 間取り
  2. 耐震性能・構造
  3. 冬の暖かさ
  4. デザイン
  5. 物件の価格




    13.防音性能

防音性能は16位中13位と家づくりにおいてそれほど重視されていません。

 

 

Q.住んでみて何に満足している? 満足していない??

A.(順位)

  1. 耐震性能・構造
  2. 間取り
  3. デザイン
  4. 劣化対策・設備更新性
  5. 自然光利用
  6. 冬の暖かさ




    13.防音性能

防音性能はお引越し後、満足度も低くなってしまっているそうです。

 

「満足できていない。」
相当数いるようでこの順位になっていそうです。
注文住宅だから「大丈夫。」とタカをくくらない方がいいと言うことかもしれません。

 

 

そして注目なのは建てる時に「冬の暖かさ」3位と重視していたのにかかわらず、家を建てた後は6位に後退してしまっています。

高気密高断熱の家を目指して、家を建てて、寒い冬を過ごしてらっしゃる方が多いことが推測されます。

 

 

 

 

まとめ

 

 

 

『目覚ましで起き上がり静かな寝室で眠りに落ちる。』
眠っていても音には反応するように私たちの体は出来ているようです。

残念ながら光を遮断するように私たちには音を遮断することは出来ない構造のために、大きな音でも小さな音でも私たちの耳は拾ってしまいます。

 

 

マンションや賃貸に住んでいて、音の問題でお家づくりを考える方も多いと感じます。

騒音やお子さんの音、ご近所さんへの気苦労
人は音に敏感だからこそ、音ストレスはつきものなのかもしれません。

 

インスタなどでも
「あれ?こんなに2階の歩く音がするの?」と驚かれたことを投稿しておられる内容も散見します。

 

体感で音の大きさが1/8(-30㏈)になる遮音性のある高気密高断熱の家を建てるとともに、1階と2階の間に震動波を吸収し、音を軽減する「防震吊木」を取り入れるなどオギ建設が建てる高気密高断熱の家は『音』対策もばっちりです。
音のストレスの少ない家を提案いたします。

2021年10月3日

注文住宅で『やること・決めていくこと』|段取りがとても大切

吹田市 摂津市 北摂で注文住宅・リフォームのオギ建設です。

光、風、気持ちいいと思う瞬間。おいしい食事をとる時間。家族、仲間と過ごす時間。

そんな妄想にご希望にオギ建設はトコトンお付き合いいたします。かけがえのない暮らしのために注文住宅で家づくりを楽しみましょう。

 

 

注文住宅は段取りがとても大切

注文住宅はネジ一本、柱一本お施主様のために発注され、建築されていきます。そのため自由度も高く、自分たちだけの一点モノの家になります。

同じ新築住宅なのに注文住宅と建売住宅とでは手順も工程も違ってきます。

 

 

 

ただ失敗できないと考えると注文住宅のやることが見えず、希望を伝えられないかもしれない・そもそも希望が正しいのかと杞憂される方もおられると思います。
(とことんお付き合いするオギ建設なら心配しなくても大丈夫ですが、、)

 

完成前になって、もっとこうしていれば、、。
そんなことが起きないように『やること・決めていくこと』を整理していきましょう。

 

 

注文住宅で『やること・決めていくこと』

 

  1. 街選び
  2. 土地選び
  3. お支払いシミュレーションから予算決定
  4. 暮らし方イメージづくり
  5. 建物イメージづくり
  6. 住宅ローン金融機関の決定
  7. 間取りなどプラン作成
  8. 屋根や外壁などの外観デザイン、
  9. 床や建具などの内観(仕上げ)、
  10. キッチンや浴室、洗面所などの水まわり
  11. 太陽光パネルやコンセントなど電気設備、
  12. 植栽やアプローチなど外構プラン

 

簡単に説明させていただきました。

やること・決めていくことは大きく分けて3種類
  • 土地や環境のこと(緑色)
  • お金のこと(青色)
  • お家のこと(オレンジ色)

 

後半にお家のことがまとめてやってくることにご注意ください。
土地選びの段階からお金のことと並行してお家のことを調べるようにしておきましょう。

 

 

街選び・土地選び

 

ネットから土地情報をある程度見ることができますよね。
それでも建築会社からの視点をもっと活用していただけたらと常々考えております。

 

土地に合わせた家づくりなのか。
家に合わせた土地さがしなのか。

 

 

土地には用途地域による制限など建物を建てる際の制限も多くあり、不動産会社から説明があっても理解しにくいことは多くあります。

まだまだ土地探しを優先されておられる方が多く、無駄な費用が発生してしまうケースもあります。

街選び・土地選びにも建築会社からの視点をもっと活用してください。

 

 

 

お支払いシミュレーションから予算決定

理想で言うとお支払いシミュレーションが一番最初でも良いのではないか。
土地を選ぶ際に総額を説明できる不動産会社は少ないようです。オギ建設では提携している不動産会社から土地探しを行なっていただいています。

 

お支払いシミュレーションとともに土地探し・建物概算予算を決定していくことで総額予算を決めていきます。
引越し後も安心できるご無理のない予算設計を作っていきましょう。

 

また団体生命保険のオプションについてもこの辺りで検討するのが良いのではないでしょうか?

このオプションは住宅ローン金利に上乗せをして入るもので、ガンや三大疾病付きなど万が一の病気の際に住宅ローンを補填してくれる保険です。

毎月支払額が上がる分、安心になります。
どちらの方が良いか。この辺りでご夫婦での検討を始めてください。

 

 

暮らし方・建物のイメージづくり

「土地も決まっていない段階で相談していいですか?」

とお問い合わせいただくことがあります。
ぜひ、お気軽にお問い合わせください。

 

土地も予算も決まっていない段階から、暮らし方・建物のイメージづくりがとても大切だと思っています。

そのため、水まわりや建具のショールームに行かれる方も多くいらっしゃいます。

 


また大阪には住まいStudioという体感施設があります。
一年中「冬体感」「夏体感」など、お引越し後の暮らし方を体感することができます。

 

 

せっかく建てる注文住宅だから建てた経験も充実させましょう。

お家を手に入れようと思い立って平均で1年から1.5年ほどで家を建てておられるお施主様が多いでしょうか。オギ建設ではこの期間を人生の中でも楽しい期間にしたく思っています。

 

そのためには、しっかり準備しながら、考える楽しみを感じ、夢が詰まったお家ができあがっていく様子を見ていてほしい。引越し後も長いお付き合いでお家のことならオギ建設にお電話いただける。そんなお付き合いを続けられたら幸いです。

 

 

光、風、気持ちいいと思う瞬間。おいしい食事をとる時間。家族、仲間と過ごす時間。

 

お家づくりを決意した段階では、妄想に近い希望がカタチになっていきます。かけがえのない暮らしのために注文住宅で家づくりを楽しみましょう。

2021年9月26日

2021年は冬らしい寒さ、4年ぶりの寒い冬となる見込み。|冬の暮らしの寒さ対策について

吹田市 摂津市 北摂で注文住宅・リフォームのオギ建設です。
去年の冬は寒かったですね。あれで暖冬だったそうです。
おととしが雪不足と言われるほど暖冬だったため、より寒く感じたのかもしれません。吹田市発表によると2003年~2012年の最低気温の平均は-1.5℃とのこと。
たしかにマイナス気温になることはほとんどない冬でした。

 

 

『2021年は冬らしい寒さ』らしいです。

この吹田市も瀬戸内気候に属する温和な気候と言われながらも、寒さ対策も考えていきたいですね。

 

と言うことで今回は「冬の暮らしの寒さ対策」の解決の参考になるものをご用意しました。ぜひ、ご参考にしてください。

 

 

 

「冬の暮らし、家の中で困ること」アンケート

去年の今頃にSUUMOを運営するリクルートが全国2400人を対象に「暮らしにおける冬の寒さ対策」のアンケート調査を行いました。

その結果がこちらです。

この中でトップ1・2の「光熱費があがる」「結露」について深堀してみようと思うのですが、リクルートが行ったアンケートには続きがあり、北海道、宮城県など寒冷地と言われる雪国にだけ追加のアンケートが取られました。

 

 

 

 

寒冷地の方が取り入れている寒さ対策で取り入れている・考慮した間取り、設備は??

吹田市よりも厳しい寒さで暮らす寒冷地の方たちが取り入れているのは「気密・断熱性の高い窓」がもっとも多く、僅差で「気密・断熱性の高い資材」を取り入れています。

 

 

やはり「高気密高断熱」がとても大切なようです。
真冬には昼間でもマイナス気温になる日々が続く北海道の高気密高断熱と西日本で一般的に言われている高気密高断熱には大きな差がありそうです。

 

そんな検証も別の機会にしていきたいです。
気密測定の実施率は全然違うと聞いたことがあります。

ほんとうに高気密になっているのか?

1棟1棟チェックする大切な気密測定だと思うのですが、、。
ちなみにオギ建設では全棟気密測定を行なっております。

 

なお、
もっとも寒い北海道は暖かい部屋で冬を過ごしているとも言われています。その一端を示している記事を見つけました。
ので併せて紹介します。

 

 

 

 

北海道が一番暖かい部屋|ウェザーニュースが2010年「全国部屋の温度調査」

ウェザーニューズが行った全国の7,320人“普段過ごしている部屋の温度は?”アンケートでは北海道で平均21.55℃、続いて2位が青森県で20.73℃と寒冷地で厳しい寒さのエリアにお住まいな方が暖かい部屋で暮らしていることがわかりました。

 

 

ちなみに大阪府は大阪府(18.8℃)20位だそうです。

高気密高断熱が一般化していることもあり、“部屋で過ごすときの服装は?”とのアンケートでも、最も薄着だったのは、沖縄県、その次が北海道と大貢献しています。

このアンケートによって、
寒さの厳しいエリアでは「高気密高断熱」を取り入れて暖かい部屋で暮らし薄着で過ごしていることがわかります。

 

 

 

HEAT20 G2グレードのオギ建設の家は冬でも裸足で暮らせるお家

オギ建設は冬でも裸足でも快適に暮らす家を提供しています。

高い断熱性は性能の高い窓と断熱材によってつくられ、オギ建設の家はHEAT20 G2と言われる優れた断熱性グレードを誇り、住宅の熱の逃げにくさを表す外皮平均熱環流率(UA値)は0.46以下。

 

住宅性能表示制度の断熱等性能最高等級4(UA値0.87)よりも暖房負荷削減率53.1%と優れた断熱性を持っています。

そして、暖房効率を下げない換気方法として熱交換換気システムを導入しています。
気密に関してもオギ建設のお家はC値0.2~0.4㎠/㎡とすき間風がほとんどない住宅です。

 

 

大阪で HEAT20 G2 の高性能住宅を建てたい方へ|【まとめ】気密とは メリットデメリットとオギ建設のC値とUA値を紹介

 

 

 

『2021年は冬らしい寒さ』

9月24日気象庁がこの冬の寒候期予報を発表しました。
10月から急激に温度が下がり、冬は平年並みに戻るそうです。

西日本では4年ぶりの寒い冬になりそうです。

そのため、光熱費が去年よりも上がりやすく結露も悩まされる日が多いかもしれません。
吹田市で新築注文住宅・リフォームで解決することは多くあると思います。お気軽にご相談してください。

 

出典先の紹介

「冬の暮らし、家の中で困ること」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000240.000028482.html

日本で一番部屋を暖かくしている県はどこ?「全国部屋の温度調査」結果発表
http://weathernews.com/ja/nc/press/2010/100127.html

2021年9月19日

大阪で HEAT20 G2 の高性能住宅を建てたい方へ|【まとめ】気密とは メリットデメリットとオギ建設のC値とUA値を紹介

吹田市 摂津市 北摂で注文住宅・リフォームのオギ建設です。
これからお家を探そうと思っておられる方にとって、本当に良い家なのかを判断するためには数値化された住宅性能を確認することがとても大切になってきます。

住宅の性能を表すなかで重要視されるべきはC値(すき間相当面積)と言われています。C値とは住宅のすき間を数値化したもので、1棟1棟どれだけ丁寧な工事ですき間なく家づくりをしているか?と言ったことを見ることができます。

単位は cm2/m2 

床面積1㎡あたり?cm2のすき間があるかを表し、100㎡(約30坪)のお家でC値5 cm2/m2 なら合計500㎠のすき間があいているということを示しています。

 

いまだ気密測定をせずに引き渡しを行っている会社も多く、失敗しない家づくりを目指したい方は全棟に対して気密測定を行なっているか注意してください。

最後にオギ建設のC値をはじめUA値のデータを公表しています。
ぜひ、最後までご覧になってください。

 

住宅にすき間があると何が問題なのだろう?

『ぜん息とアトピーが治る家』(幻冬舎ルネッサンス新書・前橋工科大学 三田村准教授共著)では

・微粒子濃度の計測結果、気密性に配慮していない一般的な住宅では、直径2マイクロメートル程度の粒子の濃度は,室内と屋外でそれほど大きく変わらないという結果に。

サッシやドアを閉めきっても、気密性の低い一般住宅ではすき間から自然に外気が流入し、室内と屋外で同じ程度の微粒子濃度になっていることが紹介されています。PM2.5は肺の奥深くにまで入り込み、ぜんそくや気管支炎などの呼吸器系疾患や循環器系疾患などのリスクを上昇させるとのこと。

気密性を上げることはそれらの有害な粒子からを室内を守る役割を持っています。

 

 

気密性が低い家ではPM2.5の他にも侵入してくる

すき間から住宅内にPM2.5以外にも侵入してくるもの

・空気(漏気)

すき間から空気が入ってくることで計画換気が十分にできなくなると言われています。こちらは後で詳しく説明します。

・夏季の冷房効率を下げる夏の熱気
・冬季の暖房効率を下げる冬の冷気

またすき間から熱気や冷気の侵入を許すことでエアコンなどの冷暖房効率を下げてしまい、光熱費を引き上げてしまいます。
それだけではなく、冬場、部屋の下の方にある冷たい空気の流れ(コールドドラフト現象)も引き起こすため靴下をはいた生活になるかもしれません。

断熱性と深く関係するのがこの点です。
オギ建設の断熱性についてはこちらをご参照ください。

関連記事:大阪でHEAT20 G2 レベルの高性能住宅を建てたい方へ|光熱費・健康を考えたら標準仕様で抜群の温熱環境

 

・湿気

湿気とは水蒸気、一言でいえば気体の状態にある水で、水分子が自由に動きまれる状態です。
PM2.5ですら室内と屋外で同じ程度の微粒子濃度になるのですから、もっと小さい水分子は自由に室内に侵入してしまいます。

 

・害虫

これは説明しなくても良いですね。
窓が開いていなくてどこからか侵入してくる黒い奴らなど

 

高気密住宅では外気の侵入を防ぎ、室内環境を守る

高気密住宅ではPM2.5、空気(漏気)、熱気、冷気、湿気、害虫の侵入を防ぐ率がぐっと上がります。

高気密の住宅は室内の空気が外へ逃げにくく、冬の寒さや夏の暑さの影響を受けることも少なくなり、エアコンや暖房器具などを使用しても最低限の稼働で済むので、光熱費を削減され快適性がUPします。

また湿度が非常に高い日でも家中に侵入する湿度量を減らすことで部屋の中を健全な湿度量にコントロールしやすくなります。

そして害虫も、、。

 

 

気密性によって変わる実質の断熱性

気密性が違うことでまったく同じ仕様でも実質の断熱性は大きく変わってきます。

漏気による
・夏季の冷房効率を下げる夏の熱気
・冬季の暖房効率を下げる冬の冷気

低い気密住宅(一般住宅)では熱気や冷気が侵入することで数値通りの断熱性(UA値)を発揮できなくなってしまいます。

気密の低い家では実質の断熱性が下がってしまい、低い気密性の家でなんとか快適に暮らそうとすると余分な費用もかかってしまうということ。

 

 

高気密住宅には換気がセット|高気密のデメリットを解消

高気密住宅の良いところばかり話してきましたが、

注意する点もあって、気密性を上げることで外気の影響を少なくすることに成功すると、室内の環境も外気に逃がすことが自然にはしずらくなってしまうということ。

例えば、家の中でプレートで焼肉を焼いたとき、高気密住宅ではすき間がないため、自然と煙が逃げていくと言うことは難しくなってしまいます。

煙たくなってきたら窓を開けるか、換気扇をつけるなど換気されると思います。つまり、高気密住宅において『換気』はセットになります。

『換気』が不十分な高気密住宅では、室内汚染の温床になり、結露リスクを高め、ニオイがこもるなど、高気密住宅のメリットが裏返ってしまい、大きなデメリットになってしまいます。

 

 

計画換気は高気密住宅と相性抜群

建築基準法の改正(2003年7月1日施行)により、室内の換気が義務化されました。今の住宅には必ず換気設備がついていることを知っている方は多いと思います。

「24時間換気システム」

しかし、家全体を24時間(常時)換気することが義務付けられた法律だと勘違いされている住宅関係者も多いように思います。

義務化されたのは
住居の居室等 0.5回/h以上
上記以外(非居住等) 0.3回/h以上

上記のように換気量もしっかりと義務付けされている点に要注意です。
1時間に1回家中の空気の半分を入れ替えなければいけません。

この『換気』においても計画通り換気ができるようにするためには、気密性を上げることが重要になってきます。

 

 

気密性能が低ければ換気不十分になる可能性があること。

換気方法には3種類があり、住宅に利用されているのは給気も排気も機械で行う「第1種換気」と排気を機械で行い、給気を自然給気で行う「第3種換気」の2種類が使われている。

一般的にコストを抑えられる第3種換気を使用して換気量を調べた実験が(一財)建築環境・省エネルギー機構によって行われた結果が以下です。
右のグラフは気密によって換気効率が変わることが示しています。

自然給気を行なうはずの換気口から逆流(排気)が起きる現象が確認されている。
C値1.5㎠/㎡では温度差20℃から逆流
C値2.0㎠/㎡では温度差10℃から逆流
C値5.0㎠/㎡では温度差0℃で逆流

給気量も排気量も0㎥/hは完全に停滞を意味している。

ここで証明されたのはすき間からの漏気によって計画換気が阻害され、換気が十分にできなくなっているということ。

上の間取り図のように全ての箇所から漏気していれば全体の換気は出来ているかもしれないが、計画的な換気ができずに一部の居室では換気不足になっている可能性がある。

それが寝室なら、問題が発生し、苦しむ人が出てきたため法律で義務づけられた換気不十分の部屋で就寝しているかもしれない。すごく怖いことだと思いませんか?

・なんのフィルターを通さずに汚れた漏気で部屋を換気
・換気不足で室内で発生した汚れた空気が停滞

健康的な暮らしをおくれませんよね。
実際、喫煙率は下がっているのにも関わらず、気管・肺がん患者数は増えているそうです。

町で健康に暮らすためにはフィルターを通したキレイな空気を給気し、室内の汚れた空気を計画的な換気で排気することは絶対必要なものなのではないでしょうか?

 

 

「換気」にもグレード

 

 

断熱と換気と気密の関係|ベストバランス

健康で省エネな住宅にするためには断熱(UA値)+気密(C値)+換気の3つの性能を同時に高めることが大切です。

「断熱、気密、換気」
三位一体の向上で、より良い暮らしを過ごすことができます。
逆に言うと、どれか一つが欠けるとより良い暮らしができないとも言え、欠けた状態の家でどれだけデザインや間取りで良いものをつくっても、住み心地の悪い家になってしまうかもしれません。

断熱性のUA値、気密性のC値、換気のグレードを比較検討することがとても大切になってきます。

 

 

【まとめ】気密について

実は気密性がここまで大切だと言われ始めたのは比較的最近のことです。
多くのハウスメーカーや工務店が気密性には無関心でした。
(今なお、無関心な会社もありますが、、)

そのため、まだまだ一部のハウスメーカーや工務店では、高気密高断熱だとセールストークでは言われていても、実際は高気密になっていない住宅も多くあります。

気密性は仕様によって決まるのではなく、現場の施工で丁寧にすき間を無くしていくことによって気密性を取っていくものですから、下請け・孫請けに流すハウスメーカーや工場でつくって組み立てるハウスメーカーでは気密性を取りにくいといった理由もあるのだと言われています。実際に同じ材料、同じ仕様で建てられた住宅でも各お家では気密性は違います。1棟1棟気密測定を行なわなければ、そのお家の気密性能はわかりません。

 

 

ちゃんと良い家をつくれているのか?
気密測定の日はそんな気持ちで、望んでいます。

そして、引き渡し時に気密測定の証明書とともにしっかり良い家ができました。と全棟報告させていただいております。

オギ建設標準仕様は
・断熱性はHEAT20 G2以下、
・気密性は0.5以下、
・換気グレードは熱交換換気システム

これらの高い性能の上で、デザイン・間取りにこだわった家づくりをしていきましょう。
毎月見学会を行っていますので、オギ建設の家づくりを体感しに来てください。

2021年9月15日

大阪で HEAT20 G2 の高性能住宅を建てたい方へ|光熱費・健康を考えたら標準仕様で抜群の温熱環境 オギ建設

吹田市 摂津市 北摂で注文住宅・リフォームのオギ建設です。
注文住宅を選ぶ際にはデザインとそれを支える住宅性能がとても大切になります。

 

住宅性能をともわないデザイン住宅では、、。
  • 大きな吹き抜けのあるリビングは開放感も、採光もいいが、
    冬は寒く、エアコンの利きが悪い。
  • リビング階段で家族の動線にこだわったが、
    床暖房を付けないと足元が寒い。

など、お家のデザインに住宅性能が不完全で、いまいちな暮らし方になってしまうかもしれません。何千万とお金を出して購入する住宅ですから、絶対×2失敗はしたくないですよね。
失敗したくない家づくりにおいて、どんな性能で家が手に入るのか?事前に住宅性能を数値で確認することが大切になってきます。

 

オギ建設では圧倒的な快適性を保証される住宅性能レベル「HEAT G2 グレード」を標準仕様.
住宅性能を表示しない残念な慣習の紹介とともにHEAT G2 グレードの快適性を紹介していきます。

 

 

引き渡し時、住宅性能を明示するのは4軒中1軒という残念な事実

住宅を提供する側も住宅性能の表示に意識が足りていないのかもしれません。

住宅性能とは断熱性能や耐震性、劣化対策など
住宅購入者にとってそれらの大切な情報を数値化した住宅性能表示制度というのがあるが、意外かもしれませんが、住宅性能表示を実施されている新築住宅は27.7%(令和元年度)だけしか実施されていません。(※1 国土交通省~令和元年度の住宅性能表示制度の実施状況について~)

車を買うときに燃費はどうか?
冷蔵庫にも、掃除機にも、エアコンにも、電気代や省エネ性能などその性能が必ず表示されています。

それらと金額を比較しながら検討をされると思います。

 

 

しかし、住宅においては残念ながら、

新築住宅は27.7%、つまり4軒中1軒しか表示されていないのです。
法令での義務化されていないことに甘え、少し住宅提供する側にも問題があるのではないでしょうか?

実施していない会社で家を建てようとすると住宅性能を隠す営業の方もいるかもしれません。失敗したくない家づくりにおいて隠されてしまうと致命的な失敗に繋がりかねません。

オギ建設では断熱性や気密性などどこに出していただいても恥ずかしくない性能をしっかり書面にて表示を行い、引き渡し時にお渡ししております。

お引き渡し時に表示するもの一つに快適な暮らしを支える住宅性能の一つ、温熱環境を支える断熱性能があります。

 

 

断熱性能(UA値)|温熱環境を決める大切な性能

住宅の断熱性を表す外皮平均熱環流率UA値と言う数値で表されます。
聞きなれない単語で難しいですよね。

大丈夫です。数値が小さければ小さいど断熱性能が良いということだけ覚えればOKです。

 

 

そしてもう一つUA値によってグレード(レベル)があり、そのものさしで断熱性能を比較することができるようになっています。

断熱性能のグレード表をご用意しました。
UA値が下がるごとにグレードは変わってきます。

 

ちなみに昔は断熱性を熱損失係数(Q値)という単位を使用していましたが、不正ができること、世界ではUA値が基準のため、国土交通省が変更しました。一部のハウスメーカーなどが未だ使用していますが、、。。

 

 

 

HEAT G2 はどんな暮らし?|失敗しない家の性能

断熱性が上がること、つまり外皮平均熱環流率(UA値)が低くなるメリットは省エネ性(燃費性能)と温熱環境が良くなること。

絶対失敗したくない家づくりにおいて現行グレードでHEAT G2は検討したいところです。改正省エネ基準(H28基準)とHEAT G2では光熱費(冷暖房費)が25%安くなると言われています。また部屋間の温度差が少なくなったり、部屋での上下の温度差が少なくなったりなど、温度ストレスからの解放された暮らしを手に入れることができます。

具体的にはLIXILが公表しているサーモグラフィの画像がありますので、そちらを紹介します。

断熱性能が上がることで部屋内温度が一定になっていることがわかるかと思います。
20℃を切ると温度ストレスにより、変調を起こす可能性があると言われています。

HEAT20 G2の住宅は省エネで健康的だと言えます。

 

 

オギ建設の家は全棟 HEAT G2 標準仕様だから安心

断熱材で包み込んだ魔法瓶のような温熱環境で家族の健康を守るオギ建設の新築注文住宅はHEAT G2が標準仕様です。

高性能住宅だからこそできるデザイン性や間取りがあります。叶えたい間取りも性能がイマイチで住み心地が悪ければ、本末転倒になってします。

 

 

吹き抜けで開放的なリビングにしても、上限の温度差が少ないHEAT G2グレードの高性能だからこそ。
絶対に失敗したくない家づくりをご検討でしたらHEAT G2が標準仕様のオギ建設にお気軽にご相談してください。

省エネ住宅とも呼ばれる高性能住宅では、経済面だけでなく、より健康で快適な暮らしになります。

 

 

追記|断熱(UA値)+気密(C値)+換気の3つの性能を同時に高めることが大切

健康で省エネな住宅にするためには断熱(UA値)+気密(C値)+換気の3つの性能を同時に高めることが大切です。

今回、断熱ことを中心に解説しましたが、実は断熱(UA値)だけでなく住宅のすき間相当面積を表す気密性(C値)や大きく分けて3種類ある換気も省エネ性(燃費性能)と温熱環境に深く関係しています。

気密性はわが国には規定はないですが、義務化された気密数値がある国も多くあります。気密性が悪いことで換気効率が悪かったり、すき間から花粉や砂ぼこりが侵入してしまい、室内の空気汚染が進んだりとすることがあります。

 

 

失敗したくない方は断熱性だけでなく、気密と換気も数値を確認してお家づくりをお考え下さい。オギ建設では断熱(UA値)+気密(C値)+換気についても競合を圧倒する住宅品質を提供しています。

ぜひお気軽にご相談してください。

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