吹田市 摂津市 北摂で注文住宅・リフォームのオギ建設スタッフです。先日スーパーラジエントヒーターをエムエフジー株式会社さんから実践していただきました。
ヨーロッパではIHクッキングヒーターが絶滅しかけになっているそうです。よく聞くIHの電磁波、、とかの話かな?とその時は流してしまっていたのですが、調べてみると電磁波だけにとどまらない暮らし方の話でした。
少ない情報の中でまとめてみましたので、厨房機器(コンロ)選びの参考になれば幸いです。
ヨーロッパ諸国の調理機器シェア ガス/IH/電気コンロ
電化住宅のための計画・設計マニュアル
「電化住宅のための計画・設計マニュアル」編集委員会 編集
2007年に出版されたマイナーな本からの紹介です。
上記から全文読めるようになっていますが、これって正規なものなのか、、すこし不安になる資料です。
全部スキャナーされたものですし、、
見えなくなっていましたらすいません。
電気コンロ=IHクッキングヒーターではない。
電気コンロが3種類に分かれています。
・IH(電気)
・セラミック(電気)
・ソリッド(電気)
IHクッキングヒーターの仕組みは「コイルに電気を通し磁場が発生させ、金属での電気抵抗が熱に変わる」と言う仕組みになっています。
IHクッキングヒーターでよく言われる電磁波の心配と言うのはこの辺りの仕組からきています。
では電気コンロとは「電気抵抗の大きい金属に電気を流すことで熱を発生させる」と言う仕組みです。
電気を使用するまでは一緒なのですが、磁場が発生させるのか。発生させないかの違いなんです。
IHクッキングヒーター|Panasonic
セラミック電気コンロ|スーパーラジエントヒーター
セラミックとソリッドの違い
ソリッドとはそのままのものです。
学生のときに1人暮らしだった思い出の電気コンロ。
カップラーメンを食べるために、15分かけて沸騰させ、3分待って3分。
それほど良い思い出がないです。
上記の商品はそんなに時間がかかるようなものではないのでしょうが、、
掃除も大変ですし、、。
電気コンロの上にセラミックを置いたものをセラミックとカテゴリーしているようですね。
熱されたセラミックは遠赤外線がでて、熱が食材の芯にまで熱が伝わり、おいしく調理できるそうです。
ハンバーグなどで調理してみるとその差が歴然と出るそうです。
住宅先進国ではガス調理機器のシェアを落としている理由
もう一度このグラフに登場していただきました。
一部の国、特に寒冷地でのガスが少ないことに気がつかないでしょうか?
ヨーロッパの寒冷地は住宅先進国と言われている国が多いです。
ドイツ、スウェーデン、フィンランドなど住宅先進国たちが軒並みガスコンロのシェアが少ない。
ドイツ ガス(電気との混合を含む)が1.8%
スウェーデン 4.4%
フィンランドに至っては 0%
ちなみに日本では74.6%(2017年 マイボイスコム株式会社調べ)と比べてと全然違う。
これらには住宅の気密性が大きく関与しています。
住宅先進国では気密(住宅のすき間)を小さくするようにそれぞれの法律で規定されています。
すき間のない家だからこそ、ガス燃焼での空気汚染も問題になっているようです。
これからは調理器具を考えるとき3択(ガス、IH、セラミック電気コンロ)
お家づくりやリフォームのときにガスにするか?IHにするか?となっていましたが、これからはセラミック電気コンロを加えても良いのではないでしょうか?
ガスは心配、
IHは電磁波が心配、
そんな方にはスーパーラジエントヒーター(セラミック電気コンロ)がオススメです。
リフォームでも今回の電気コンロご紹介させていただきます。
お気軽にご相談いただけましたらと思います。