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住宅ローンがもう一歩進化するニュースが1月9日に入ってきました。

「ＮＴＴドコモと三菱ＵＦＪ銀行が金融事業で包括提携を検討」

大きな会社同士が提携する。
それだけではなく、この提携が呼び水となり顧客データをもつ大きな会社が住宅ローンの取り扱いを開始する。

そんな未来が待っているかもしれません。
少し深堀してみましょう。

住宅ローンは氷山の一角

業界トップのＮＴＴドコモと三菱ＵＦＪ銀行が検討しているサービスは住宅ローンだけにとどまらず、リフォームなどにも利用できる無担保ローンの販売も調整している模様。

また2020年6月に開始された「金融サービス仲介業」も取り扱う可能性が高いとのこと。

金融サービス仲介業

・業種毎の登録等を受けずとも、一度の登録で銀行・証券・保険全ての分野での仲介が可能に
・特定の金融機関への所属を求めず、業務上のパートナーとして金融機関と連携・協働する関係に（所属制の不採用）
・代理ではなく、媒介のみが対象

業種毎の登録等を受けずとも1つの登録で全分野での仲介が可能
つまり、建築会社を紹介する『ＳＵＵＭＯカウンター』や『ほけんの窓口』のような金融商品を紹介（媒介）する会社の発展版のような会社ができるように法改正がなされ、金融サービス仲介業の会社が近く出てきそうです。

スムーズな住宅ローンへ

ＮＴＴドコモと三菱ＵＦＪ銀行が提供する『住宅ローン』と設立を検討されている『金融サービス仲介業新会社』がどのように関係してくるかは不透明ながら、もし実現すればドコモショップで住宅ローンの申し込みができるようになったり、住宅ローンの返済でドコモポイントがたまったりとメリットはありそう。

土日も対応するドコモショップで本申し込みや決済ができれば、有給休暇をとらずにスムーズに日程を調整できるようになることに期待しています。

ソフトバンクがペイペイで住宅ローン取り扱い

現在、住宅ローンは実店舗のある銀行とネット銀行の激しい金利を含めたサービス合戦が行われています。そんな中に訪れる『実店舗のある銀行×顧客データを持つ会社』の新しいカタチがどのように広がっていくのでしょうか。

ネット銀行への攻勢をかけようとする実店舗のある銀行の気概を垣間見えるように思います。
ドコモ×三菱ＵＦＪ銀行の住宅ローンは3月をめどに検討が完了するようです。

ソフトバンクがペイペイで住宅ローンを取り扱い開始する。
そんな将来はそれほど遠くないかもしれません。