吹田市 摂津市 北摂エリアでSW工法で高性能な注文住宅を建てるならオギ建設です。
先日投稿したブログ「アントニオ猪木さんの入院姿を見て思う|元気があれば何でもできる。」の続きです。
JST科学技術振興機構「健康長寿を実現する住まいとコミュニティの創造(研究代表者:伊香賀)https://www.ikaga-yusuhara.jp/greetings.html」の情報を紹介したいと思います。
この記事では、プロジェクトの紹介のあと『高断熱住宅の健康メリット』の紹介します。
・入浴時の心臓への負担
・起床時の心臓への負担軽減
・血圧の変化
梼原町のその後、『梼原 木橋ミュージアム|雲の上のギャラリー』
970年代に町に医者がいない町になってしまった梼原町は大きく変わりました。
『健康長寿を実現する住まいとコミュニティの創造』プロジェクトのあと、梼原町は大きく飛躍しています。
梼原町(ゆすはら町)は高知県西部にある山間の町。
GOOGLEマップで見ると山の中にある町だとわかりますよね。
去年6月に隈研吾建築都市設計事務所がデザインで完成した『梼原 木橋ミュージアム|雲の上のギャラリー』
http://www.town.yusuhara.kochi.jp/kanko/kuma-kengo/gallery.html
高齢化が進む中山間地域が「元気があれば何でもできる」と言わしめました。
『健康長寿を実現する住まいとコミュニティの創造』プロジェクト
2012年10月~2015年9月の3年間の“健康と住環境”プロジェクト。
体験型モデル住宅に一泊二日の体験宿泊をしてもらい、普段暮らす自宅との違いを知ってもらい、住宅環境が自身の健康状態との関係にどう変わってくるのか?
自分自身で知ってもらい、健康への意識を高めてもらおうという目的だそうです。
3年間の歩みが見れる楽しいサイトになっていますので、ぜひそちらもご覧になってください。
高断熱住宅の健康メリット|入浴時の心臓への負担
左:体験宿泊のモデル住宅での心拍数
右:自宅でのグラフ
高断熱化ができていない自宅では入浴時に40%も上昇している。
ヒートショックを引き起こしかねない状況です。
高断熱住宅の健康メリット|起床時の心臓への負担軽減
左:体験宿泊のモデル住宅での心拍数
右:自宅でのグラフ
高断熱化ができていない寝室や居室では7.2℃まで下がってしまい心拍数も急激に上がっていることが見れます。
ヒートショックが起きやすい場所はトイレ・洗面室・浴室などと言われていますが、寝室でも起きる可能性があることを示しています。
高断熱住宅の健康メリット|血圧も低下
70代Bさんは血圧164㎜とかなり血圧の高い方でした。
それがモデル住宅では血圧が下がり132㎜となっています。
高血圧は万病のもと。
脳卒中、心筋梗塞、狭心症などを引き起こすそうです。
高断熱住宅とは?
高断熱住宅とはすき間が少なく断熱のされた住宅のことです。
部屋間の温度差を減らし、また部屋内での上下温度差も極力減らすことで快適に暮らすことができる住宅です。
我慢ができるできない家ではなく。
自分の身体をいたわってくれる家に住むことで健康寿命を延ばし、アクティブに暮らし続ける暮らしを送りたいものですね。