吹田市 摂津市 北摂で注文住宅・リフォームのオギ建設スタッフです。
健康をこれほどまでに考えさせられた時代はなかったのではないでしょうか。
厚生労働省の発表、
医師会の発表、
など連日テレビでコロナの情報など健康関連の報道がなされ、
飲食店ではCO2濃度計が置かれ、
アルコール消毒と換気について協力を求められると思います。
セーフティゾーンである自宅室内でも健康な空間をつくりたいものですね。
この記事では「健康」の中でも空気質について考えていこうと思います。
汚れた空気は???を引き起こす。
汚れた空気によってアレルギー症状や病気など良くない影響があると言われています。
空気に敏感なこどもたち(小学生)のデータではぜん息率が平成以前のこどもたちが約1%
平成後半では4%を超えるぜん息と約4倍に急増してしまっています。
汚れた空気質は呼吸器系や循環器系に悪影響を及ぼすそうですが、「WHOの空気質ガイドライン-厚生労働省」資料でも日本の室内規則が十分でないことが指摘されています。
空気清浄機と換気の違い
空気清浄機の売り上げは引き続き好調だそうです。
室内空気をキレイにする空気清浄機と空気清浄機付きエアコンが一般的かもしれません。
ただこれらは換気していないので、フィルターに引っかからない化学物質やウィルス、二酸化炭素などは改善することができません。
空気清浄機や空気清浄機付きエアコンは万能ではないのです。
人が生涯で摂取するもの
人が摂取するものと言えば、食べ物や飲み物を連想するかもしれませんが、
・食品 7%
・飲料 8%
と思ったよりも少ないです。
実は、
・室内空気 57%
・産業排気・公共施設の空気 21%
・屋外空気 5%
出典:村上周三・東京大学名誉教授「住まいと人体、工学的視点から(臨床環境医学 第9巻第2号、pp.49-62)」より
気密(施工精度)と換気はセット
気密の悪い家では十分な換気ができている場所と汚れた空気がとどまり続ける場所ができてしまうと言われています。
汚れた空気がとどまり続ける場所では身体に有害な汚染物質の濃度も上がってしまいます。
例えば、寝室での枕元のCO2濃度が高くなる場所なら、睡眠時間などにも影響が出てしまうかもしれません。
室内をまんべんなく換気、つまり計画どおりに換気するためには気密性の高い家にする必要があります。
キレイな空気質で暮らす。
健康にとって室内の空気質はとても大切なことです。
だから、
化学物質を少ない家にする。
掃除しやすい間取りにする。
掃除道具がすぐ出し入れできる。
など
換気だけではなくお家づくりの室内のキレイをトータル的なデザインでお応えしていけたらと思います。
キレイな空気質で暮らせるお家を一緒に考えていきましょう。