吹田市 摂津市 北摂で注文住宅・リフォームのオギ建設スタッフです。
ZEHとはnet Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略語。
これからの家づくりにおいて電気代などエネルギーのコストが上がっている時だからこそ、注目度がぐぐっとあがっている用語ではないでしょうか?
家庭で使用するエネルギーと、太陽光発電などで創るエネルギーをバランスして、1年間で消費するエネルギーの量を実質的にゼロ以下にする家。光熱費がすごく下がりますので、SNSなどでもお施主様が投稿された電気代などを目にした方も多いのではないでしょうか?
そんなZEHの基本的な知識に加えて高性能なZEHと普通のZEHの差についても解説をつけていきたいと思います。
ZEHとは
ZEH住宅での暮らしでは、日常的に使用するエネルギーを省エネ・高断熱化で減らし、太陽光発電などによるエネルギー創出でエネルギー収支を0にしようと言う住宅です。
住宅が低エネルギー住宅になることで、お財布にも環境にもやさしく快適な暮らしが低燃費で実現します。
3省連携でZEH推進
ZEHが特長的なのは、3省連携にまたがってZEH推進が進められています。
良いのか。
悪いのか。
一長一短ありそうですが、立場による違いが色々な意見を引き出していて良い点の方が多いのではないかと思います。
慣れないとわかりにくくなっているためにZEHがわかりにくくなってしまっていますが、、。
それらの3つの所轄官庁が色々やり取りしている場を私たちが見れる数少ない場面が「再生可能エネルギー等に関する規制等の総点検タスクフォース」です。
第5回にはエコハウスのウソの著者でもある東京大学大学院 前准教授がお話しされている会は面白いです。
半沢直樹的なドラマが好きな方はぜひ最後までご覧になってください。
「再生可能エネルギー等に関する規制等の総点検タスクフォース」
https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/housing/data/pamp.pdf
環境省:地球温暖化対策としてのZEH
ZEH支援事業として一般社団法人環境共創イニシアチブとともに補助事業を運営
経済産業省:省エネ建材の推進
経済産業省資源エネルギー庁が管轄
次世代ZEH+の実証事業などを運営
国土交通省:住宅を支えてきた省庁
私たちも利用する補助金地域型住宅グリーン化事業など運営
高性能ZEHと普通のZEHの違い
ZEH基準の断熱性能はすごく高いわけではありません。
通常より高性能住宅を提供しているオギ建設では標準仕様で、ZEH基準(断熱等性能等級5)を超える断熱等性能等級6です。
またZEH基準は設計上の数値から判断されています。
そのため、数値化しにくい気密などの問題は棚上げされています。
気密の詳しい説明はコチラ>
高性能ZEHとの呼び並みふさわしい住宅は、ZEHよりも高い断熱性を持ち、ZEHでは検討されないすき間もしっかりと対策された優れた省エネルギー性を持つ住宅のことを言います。
ZEH+と普通のZEHの違い
ZEH+とはより高性能なZEHとも言われますが、気密性も問わないので、住宅の基本性能はZEHとそれほど変わりません。
UA値0.1の差 ※地域区分の場合
その代わり、ZEH+には高度エネルギーマネジメント(HEMS)、もしくは電気自動車への充電など設備補強が為されています。
つまり、高性能ZEH+というのもオギ建設なら叶います。後から施行しにくい気密性をしっかり確保した高性能ZEH+。
せっかく建てるならご検討いただけたらと思います。
2030年 ZEH基準の省エネ性能義務化が予定されている。
2030年までに新築住宅・建築物について、ZEH・ZEB基準の水準の省エネ性能が確保され、新築戸建て住宅の6割に太陽光発電設備が導入されていること
2021年8月政府より方向性が公表されました。
本当に2030年に義務化されるのか?2030年より前倒しされるのか?
今の段階ではわかりません。
ただ義務化されれば、それよりも性能の低い住宅は「不適合」の烙印を押されてしまうかもしれません。
住宅に烙印ってと思うかもしれんせん。
しかし、耐震基準も変わった時に、旧の耐震基準では不適合だと言われてしまい、不動産性も下がってしまうということが実際に起きています。
不適合。
これからの家づくりでは将来の性能不安を感じないように、適合した住宅、ZEH住宅以上の高性能な住宅をお考えいただく方が無難なのかもしれません。
大阪吹田、摂津、北摂エリアでお家づくりならば如月建設へご相談いただけましたら幸いです。