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2021年7月25日

室内 熱中症対策 に 開口部改善 方法|すだれ、外付けブラインド、2重サッシの効果

吹田市 摂津市 北摂で注文住宅・リフォームのオギ建設です。

梅雨明けから一気に夏入りした今年の夏
今年も暑い日々が始まりました。

さて、怖いのが熱中症です。
去年熱中症のうち43.4%が住居(敷地内すべての場所を含む)で起きているそうです。

またLIXILが実施したアンケートによると約6割の方が室内熱中症への心配をされているそうです。もうすぐ来る夏のピークに今すぐできる対応策や家づくりの際に検討してもらいたい点をまとめました。
今年の夏を健康に乗り切りましょう。

 

2021年夏はやや高い予想 熱中症に注意

この先1ヶ月の天気傾向では7月31日~8月6日までが暑さのピークだそうです。
去年の緊急搬送は合計64,869人
大阪府内ではひと夏で4,869人もの人が熱中症にて救急搬送されたそうです。

そのうち、28,121人(約43.4%)の方が住居(敷地内すべての場所を含む)で熱中症になられています。これから来る夏のピークに備え、住居を熱中症に負けない家づくりにすることがとても大切なことだと言えるのではないでしょうか?

 

暑さの7割は窓など開口部から

よくあるアルミニウム製の枠に一重(単板)のガラスを使った窓は、U値が6.5W/m2・Kととんでもなく低性能だと言われています。

日本の80%以上はこの数値の窓が付いています。

中国では鹿児島と同じ緯度にある上海ですら窓の性能は2.8W/m2・K以下にしなければいけないとなっているそうです。

1999年の省エネ基準(次世代省エネ基準)で建てた家がモデル (資料:日本建材・住宅設備産業協会の資料を基に作成)

 

 

すだれ(簾)を利用する。|熱中症のために開口部を改善する

何もしていない窓からは41.7℃の熱が発生している。
外気が33℃であることを考えると日差しにによって温度があがり、室内の快適性を犯しているのがわかる。

すだれを利用することで窓に入る直射日光を抑え、何もしていない窓よりも約3.7℃温度を抑え、熱の侵入を抑えている。
先人の知恵ですね。

ただ毎年、夏に付け替えることが面倒で、見た目のデザイン性もそぐわないケースもある。

 

外付けブラインドを設置する。|熱中症のために開口部を改善する

すだれ同様に窓に入る直射日光を抑え、何もしていない窓よりも約5.2℃温度を抑えている。
すだれよりも耐用年数に優れていて、リフォームで簡単に施工できるものも多いです。

 

外付けブラインド(LIXIL) https://www.lixil.co.jp/lineup/window/external_blind/

追加オプションで「風量」や「太陽光」によって自動でブラインドの角度を調整したり壊れないよう収納したりもできるようになりました。

 

 

インプラス(2重サッシ)|熱中症のために開口部を改善する

日射熱の室内への侵入を抑制する性能を「日射遮蔽性能」と言います。現在の窓にもう一枚日射遮蔽性能の良い窓を打ち合わせから設置することで、室内への温度の侵入を抑える方法です。

左側のサッシが2重になっているのが見えますでしょうか?
すっきりしたデザインで目立たずに、断熱効果を発揮することができます。

また日射遮蔽性能の良いガラスがオススメです。

室内熱中症のために窓回り・開口部を改善

古代から夏は気温と湿度の高さから疫病が蔓延する時期と言われ、多くの人が亡くなった。
そのため、夏祭りは疫病を払うために行われていたということ。

祇園祭もその名残

空調だけに頼らず、夏を快適に暮らすために開口部を改善すると飛躍的に室内温度は改善します。
お気軽にご相談してください。

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