吹田市 摂津市 北摂で注文住宅を建てるならオギ建設のスタッフです。
マグニチュード6.1の大阪北部地震からもうすぐ6年ですね。
被害状況を改めてみてみると多くの被害がでた地震でした。
このような地震から家族を守り、地震が来ても大丈夫と心から思えるお家を建てたいと願う方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方へ、
耐震にこだわった住宅を考えてみましょう。
耐震等級3とは
住宅性能表示制度では耐震性能を3段階あります。
- 耐震等級1:震度6~7の地震にも1度は耐えられる耐震性
- 耐震等級2:耐震等級1の1.25倍の耐震性
- 耐震等級3:耐震等級1の1.5倍の耐震性
耐震等級1の1.5倍以上の耐震性の場合はすべて耐震等級3になり、お家づくりにおいて耐震をもっと重視したい方にとって耐震等級3以上のものを願う方もいらっしゃると思います。
そんな方に抑えていただきたいのがモノコック工法と制振の2つです。
モノコックとは?
柱だけでなく、壁、床、天井を一体化した箱型で構成するモノコック構造です。
弱点になりがちな接合部への負荷も軽減されます。建物全体に分散するため、ひずみや狂いに強さを発揮します。
柱・筋交い wallstatでのシミュレーション
阪神大震災が起きたときのシミュレーション。
一階の筋交いが損壊を表す赤くなっています。そのため、ゆがみが起きて1階部分から倒壊してしまっています。
モノコック wallstatでのシミュレーション
筋交いをなくし、壁、床、天井を一体化した箱型で構成するモノコック構造したシミュレーション。倒壊せずにすんでいます。
制震工法のメリットは
制震工法は
- 2階以上の上階の揺れが軽減される
- 強風や台風の影響を受けにくくなる
- 建物損傷のリスクが少なくなる
耐震住宅は強固に固め、地震の揺れに耐える仕組みですが、制震工法で家にたまる地震の揺れを吸収して家へのダメージを減らします。地震後のダメージの蓄積させないことで劣化を防止し、末永く暮らすためのものです。
+制震工法のシミュレーション
上記で紹介したモノコック構造に制震工法を加えると損傷を表す黄色やオレンジ色が少なくなっているのがわかります。
大地震が来ても軽微な修理で抑えることができるということが見ていただけると思います。
耐久性も耐震性には重要
地震はいつ起きるかわからないという問題があります。
建築したては耐震等級3があっても、劣化し、その性能までも減衰してしまっているということがありえます。
そのため、耐震性には耐久性というものが必然的に重要になってきます。
家の劣化、とくに耐震性を損なう劣化は雨漏りや結露などの「湿気」の問題です。
上記の写真のように壁の中で進む劣化が構造部を腐食させてしまい、耐震性が無くなってしまいます。つまり、壁構造は湿気に強いことが大切なのです。
オギ建設では壁内で使われる断熱材が35年無結露保証付きです。
オギ建設では湿気に強い断熱材を使い、劣化しにくい壁構造とすることでいつ来るかわからない大地震に備えるお家を提供しています。
耐震等級3以上の住宅で住む安心を提供したい。
オギ建設では標準仕様で提供しています。
安心に暮らせるお家だからこそ、デザインにもしっかりこだわっていただけたらと思います。
大阪府は揺れやすい
大阪北部地震でもそうでしたが、震源地から離れていても大きく揺れてしまう地盤というものがあります。多くの地震があった東日本大震災の時でも震源地から約80kmもは離れた場所がもっとも大きな揺れを観測したケースがあったそうです。
「地震の波は、固い岩盤を伝わり表層のやわらかい地盤に入ったときに増幅される」
という特性を持つからだそうです。
大阪府は元々海だった場所ですから揺れが広がりやすく増幅される場所も多いと言えるのだそうです。
地盤的な意味でも耐震性にしっかりと確保した住宅を考えたいですね。