吹田市 摂津市 北摂で注文住宅・リフォームのオギ建設スタッフです。
お家づくりを調べていくと「 C値 」(シーチ)と呼ばれる性能にいきつきます。
C値とはすき間相当面積と呼ばれる大切な住宅性能です。
オギ建設ではC値0.2~0.3前後とこだわった高気密性のお家を建てています。
断熱性や耐震性などに比べて少しマイナーなC値。
お家づくりにデザインや間取りと合わせてC値(すき間相当面積)も含めて考えていただくことで本当に暮らしやすいお家を手に入れることではないでしょうか
?
この記事では C値 n値 a値とすこし難しい気密の全てを紹介していきます。
C値とは?
お家に置き換えると先ほどと同じC値9.0 ㎠/㎡の100㎡の家がある場合、すき間合計面積は900㎠となり、148㎠のはがきが約6枚のすき間(穴)が開いているのと同じになります。
すき間から侵入してくるもの
すき間からは空気、熱、湿気だけでなく、
フィルターつけたくなる害虫、PM2.5、花粉、黄砂などあらゆるものが入ってきます。
虫嫌いの方にはすき間の多い家は辛いかもしれません。
どこからか入ってくる虫、実はすき間から侵入しているのかもしれません。
虫は思いもよらない場所(玄関扉や換気扇、排水管周りの隙間、電気ガス水道の引き込み)などからも侵入します。
気密対策をおこない虫の侵入も抑えます。
n値とは? 隙間の密度
気密測定を行なうとn値というものも併せて測ることができます。
n値とは家の隙間の密度を表しています。
2~1までのあいだで表され、1に近いほど小さくお家全体に散らばっていて、2に近いほどすき間が大きく集まっていると言えます。
n値は1に近い方がいい。
C値は小さい方がよく、
n値は1に近い方がよいと言われています。
n値が2に近ければもっと気密性能を上げられる余力があるとも言えますが、すき間が集中しているので、その近くは外気の影響を受けやすくなってしまいます。
a値とは 通気率
ここまで来たらかなりマニアックと言えるかもしれません。
建物内外の圧力差が 1Pa のときの1時間あたりのの通気量を表しています。
風が強い日はすき間から入ってくる空気の量も増えます。
a値とは 通気率
今回はC値について紹介していきました。
C値は快適性、省エネ性、断熱性、結露、劣化スピードなどお家のあらゆるところに関係してきます。
よもや現代の新築にすき間が多くあるとお考えになられる方は少ないですし、営業さんも高気密高断熱の家と豪語すると思います。
本当に高気密なのか?を確認するためには1棟1棟C値を調べている建築会社に相談するとよいでしょう。
1棟1棟調べていない会社では残念ながら、本当に高気密の住宅を手にすることができないことがあり得ます。
とあるハウスメーカーさんでは、モデルハウスのC値だけが公表され、お施主様での気密測定のご希望は基本的にはお断りされているそうです。
C値は職人さんたちの丁寧な仕事によってつくられます。
良いものを提供すると現場が一体にならないとつくれません。
吹田市、摂津市など北摂でC値にこだわったお家づくりを目指されておられましたら、オギ建設へお声かけてください。
今までの気密データや長く気密を守り続けられる仕組みをご紹介させていただきます。