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2024年8月12日

南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)で再度考える我が家の耐震性

吹田市 摂津市 北摂で新築注文住宅を建てるならオギ建設のスタッフです。

8月8日(木曜日)、宮崎県南部で震度6弱の地震が発生しました。この地震の震源地は、南海トラフ地震の想定されている震源域内に位置しています。気象庁は、この地震を受けて、南海トラフ巨大地震の発生可能性が平常時と比較して相対的に高まっていると判断し、「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」を発表しました。

 

同プレートが注意が必要なのか?
重点的に調査されている状況なのだそうです。

 

現在、地震の発生に伴う異常な現象について集中的な調査が行われており、その結果が随時発表される予定です。この一週間は、特に注意が必要とされています。実際、太平洋側に位置する旅館などでは、宿泊のキャンセルが多発している状況だそうです。このような状況を受け、多くの人々が地震に対する備えの重要性を再認識するきっかけとなっています。今後の対応として、建物の耐震性を再評価し、場合によっては建て替えを考えることも重要かもしれません。

 

 

以下は平成25年に出された南海トラフ地震時の倒壊率想定です。

築年数によって大きく倒壊率が変わることがわかります。
と言うのも法整備が時代によって変わっているためです。

 

 

 

築年数により耐震性を確認

1981年 建築基準法改正

1978年に発生した宮城県沖地震を契機に、建築基準法が大幅に改正され、新耐震設計法が導入されました。この改正により、建物が「大地震で倒壊しないこと」を目標に、設計用地震力がさらに厳格化されました。

 

2000年 建築基準法改正

耐震診断の普及や既存建物の耐震補強を促進するため、建物の耐震性能に関する規定がさらに強化されました。この時期には、耐震金具の認証や耐震等級の概念が導入されました。
過去の建物における耐震基準の問題点

 

耐震リフォーム・建て替えによる耐震等級3の実現

住宅を建て替えて耐震等級3を実現することは、住居の安全性を大幅に向上させる重要な選択肢です。耐震等級3は耐震性能の最高等級であり、大地震時の防災拠点に求められる性能と同等になります。

地震による被害から家族や財産を守るためには、建物の耐震性能が非常に重要です。しかし、現在住んでいる住宅が経年劣化によって耐震性に不安がある場合や、元々の建物の性能自体が十分でなかった場合があります。特に、古い建物は当時の基準に基づいて建てられているため、現行の耐震基準を満たしていないことがしばしばあります。

 

こうした場合、耐震リフォームを検討することも一つの方法ですが、リフォームによって得られる耐震性能が限られていることもあります。そのため、建物の状態や寿命、家族構成、ライフスタイルの変化を考慮して、建て替えを含めた総合的な見直しを行うことが望ましいです。

 

新たに建て替えることで、最新の耐震基準に適合するだけでなく、断熱性能や省エネ性能も向上させることができます。また、建て替えにより、家の間取りや設備を最新のニーズに合わせてカスタマイズすることも可能です。家族の安心と快適な生活を実現するためには、現状の住居の状態を正確に評価し、将来を見据えた最適な選択を行うことが大切です。

 

建て替えかリフォームかの判断は、専門家の意見を取り入れつつ、家族全員で十分に話し合うことが重要です。それにより、長期的に安心して暮らせる住まいづくりを実現することができるでしょう。

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