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「自己資金はいくら用意したほうが良いのでしょうか?」
はじめて来店いただいた30歳代のご夫婦。
SW工法の良さやお家づくりの流れをお話しを少しお話しして互いに質問ができる関係ができたすぐのことでした。
この質問を機にちょっとしたお金の勉強会がはじまりました。
今思えば、お客様にとってSW工法の良さやお家づくりの流れよりもすぐに解決したい問題だったのでしょう。とは言え、会ってすぐに「自己資金はいくら?」と武骨に聞くのもできませんが💦
と言うことでこのブログは「自己資金はいくら用意するのがいいのか?」と言うお家づくりで最初で最大の疑問にお答えしていこうと思います。
結論から言うと「人それぞれ」です。
とは言え、自己資金の額によって変わるものもあります。
この自己資金によって変わるものを検討に含めることで自己資金をいくら用意するのがベストなのか?
考えるのがよいのではないでしょう?
◆自己資金額によって変わることを検討に含める。
【直接的】自己資金額によって変わること
・住宅ローンの審査
・住宅ローンの金利
・毎月の支払額
・住宅ローンの組み方
・ライフスタイルの変更に強い家
【間接的】自己資金額によって変わること
・定年時のローン残高
・返済期間
・団体信用生命保険のオプション
・インテリアへの余力
など
直接的と間接的とを分けました。
【直接的】自己資金額によって変わることは、言葉通り直接的な影響が出ることです。
代わって【間接的】自己資金額によって変わることは、おそらく・間接的に影響が出る可能性があることをまとめています。
間接的はもっとあるかもしれませんが、思いつく範囲で書き出します。
人によって大事にしたいことは違うと思いますので、大事にしたいことを総合的に判断して自己資金額を決めるのが良いでしょう。
上記内容を詳細に説明していく前にここで一つ知っておいていただきたいことがあります。
自己資金額は多い方がいいと言う常識?を改めてください。
多いほうが良いときもありますが、手元に残しておいた方が良いときもあります。
◆自己資金は多いのが正解??
冒頭に登場いただいたお客様はちょっとしたお金の勉強会のあと、自己資金10%にするか20%にするかお悩みになられました。
ここで一番気にされておられたのが、「損」か「得」かと言うお話でした。
つまり、住宅ローンの金利がどちらの方が安くなるか?ということです。
住宅ローンには大きく分けて銀行系(ネット銀行も含む)と住宅支援機構(フラット35)があります。
住宅支援機構(フラット35)ならば、自己資金額によって明確に金利が変わります。
フラット35 アルヒの場合
https://www.aruhi-corp.co.jp/rate/
自己資金額10%と20%で銀行の審査は一緒の結果に
しかし、ご夫婦が使い勝手の良いと検討していた銀行への審査では自己資金額10%と20%とで違いは発生しませんでした。
もちろん、自己資金額10%は20%よりも借入額が大きくなるため支払額も増えます。
伴って支払総額も増えるのですが、金利は1%を大きく下回る良い優遇金利だったので、総支払額は許容範囲とお客様はお話になられていました。
損か得かだけでは判断がつかないほど微々たる差だったと言えます。
その他の条件によって検討していくことになりました。
つまり、自己資金は多いのが正解!とは言い切れなかったケースでした。
このケースは多くのケースで起きます。そのため金利の損得だけで自己資金を決めるのではなく、ほかの条件を踏まえて自分たちにはどれが正解なのか?
しっかり検討していくのが正しいでしょう。
人それぞれだからこそ悩みやすいこの「自己資金はいくらがベスト?」問題を一緒に解決していきましょう。
自己資金で変わることを判断基準に総合的に判断してください。
と言ってもお家の値段などわからないと解決しないですよね。
まずはご予約の上お問い合わせいください。
オギ建設なら家づくり途中でお金のことが不安になったりしない家づくりをご提案させていただきます。
光熱費など含めた住居費をご紹介させていただきます。