吹田市・摂津市・北摂で注文住宅をお考えなら上質デザイン住宅、注文住宅専門工務店のオギ建設

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STAFF BLOG

2022年8月21日

建築の常識は非常識? 新築の性能表示は3割未満|オギ建設標準仕様

吹田市 摂津市 北摂で注文住宅を建てるならオギ建設のスタッフです。
オギ建設では断熱性能を表示し、住宅のすき間相当面積(C値)の表示を行って、お客様に引き渡しています。
そのように明示することはいつものこと。

しかし、住宅業界全体を見るとまだまだ少数派なんだということを感じてしまうことがありました。
すごく残念なこと。

 

ふと、考えてみれば他の業界は

・リッター何キロ走るか明示されていない車。
・カロリーを書いていないプリン。
・どんな繊維素材からできているのか明示されていない服。

 

どれもこれも、目がつくところに書かれていて、探しやすい。
各業界での明示ルールもあるよう。

なのに家は一番高いものなのに、表示が遅れていることはとても残念ですよね。
「建築業界は住宅の性能を明示することが少し遅れている。」
これからお家づくりされる皆様も、そのことを前提に注意しておかないといけないことを知っておいてください。

 

「新築だから大丈夫でしょう。」
と安直に考えるのはやっぱり危険なようです。

 

 

新築の住宅性能表示実施率は28%

住宅においてその性能を表示する制度を住宅性能表示と言います。
その他の業界の表示制度同様、決まりがあり、JISなどの工業規格とも連携しながらマイナーチェンジをして、住宅性能を表示するというしっかりした制度

 

令和3年度の評価書交付割合は28.2%

令和3年に新築された住宅865,909戸のうち、性能を表示されたのは28.2%
残り71.8%は表示されていません。

 

 

ちょっと低すぎるようですよね。
多数は表示されていない。表示されているのが珍しいとも言える数値なのかもしれません。

 

ほんとに注意が必要で。
お家ほどの高額なもの。コンビニに売っているゼリーですらカロリーを表示されている。
性能を表示していてあたりまえ。
と思いがちですよね。

70%以上は表示されていない。
そして、表示していないお家を提供している会社は表示することへの意識も低いようです。

 

 

 

海外での住宅性能表示

住宅表示のひとつ『省エネ性』についてまとめている資料が野村総合研究所(NRI)からでていました。
2010年頃の資料が中心のために少し前の資料ですかね。

現状ドイツなどは矢継ぎ早に規制を強化しているので、もっと厳しい制度に変わっていると思われます。
全文はこちら→ https://www.ibec.or.jp/GBF/doc/sem_13th_17.pdf

2010年当時すべて・義務的全建築ストックは義務的な建築物のエネルギー基準の対象
と場所では新築時の性能表示も義務化されているそうです。

 

 

資産性のためにも『性能表示』

上記のように海外では、既存住宅でも性能表示が一般的になってきていることを考えると新築時にその性能を明示して残しておくことがどれだけ大切なことかわかっていただけると思います。

将来的に、親族にそのお家を残す。もしくは賃貸に出す。
など住宅は快適に暮らすだけでなく、大切な資産形成の一つです。

社会が性能を表示するのが一般的になる未来、性能がわからないお家では、資産性は崩れてしまうかもしれない。

将来にわたって「この家に住み続けたい」と思ってもらうためにも資産的に価値があると自他共に認められる家であることは大切なことだと思います。

他の人から価値がないと思われる家に住むのはちょっとツライですもんね。

オギ建設は住宅性能表示されたお家を「あたりまえ」なものとしてご提案させていただきます。
断熱等級6(HEAT20 G2)と耐震等級3+制震工法が標準仕様です。

2022年8月14日

高断熱に高気密がセットになった「ナミダタケ事件」について

吹田市 摂津市 北摂で注文住宅を建てるならオギ建設です。
住宅の省エネ化が進む中、高断熱化が進んでいます。
10月からは断熱等級6,7も創設され、省エネ≒断熱化という流れができているように思います。

断熱性能を上げることで「省エネ化」される。
実はそれ程単純な話ではないのです。

 

1970年代「ナミダダケ事件」とは

オイルショックは1973年秋、第4次中東戦争の勃発に伴うアラブ産油国(OAPEC)の石油戦略により、石油価格が高騰して、世界経済に大きな衝撃を与えたこと。オイルショックは安価なアラブ原油に依存していた西側先進工業国の燃料不足、原料不足をもたらし、生産が低下して急激な物価上昇となった。

暮らし方においても原油価格が急上昇は住宅の冷暖房費を抑える『高断熱化』を促し、断熱材をそのまま壁の中に押し込みました。

そして、起きた「ナミダダケ事件」

暖房で暖められて湿気を含んだ空気は、壁や床下に詰め込まれていたグラスウールの中に侵入し、侵入した空気は冷やされ、水分を抱けなくなり、結露水と水になってしまいます。

この水がとても重要で、水と木と空気があれば腐朽菌は繁殖してしまいます。
断熱材に湿った空気を入れないこと、
つまり気密性がとても重要だと言うことが分かった事件となりました。

あれから50年近くたち
すこし風化してしまっているのかもしれません。

 

 

50年が経ち、、

断熱には気密施工が必要だと言うことで、平成14年までは地域ごとに気密の最低基準がありました。

関西ではC値5cm2/m2というゆるゆるの基準。

しかし、平成14年以降基準は無くなってしまいました。
一部の会社を除き、基準を満たしている会社は多いそうです。

平成14年の基準ですから守れていてもなかなか微妙なラインなんですが、、

 

 

基準は無くなっても気密が大事なのは変わらない。

気密が必要なかったのではなく、基準を検査する体制が整わなかったからではないと言われています。

原油高になると高断熱化される流れは石油ショック当時と同じよう。
今回の高断熱化に気密性が伴っているのか?

お家を建てるときには全棟気密測定をしている会社なのか?
必ず確認したほうが良さそうです。

 

 

世界基準は気密性もしっかり

高断熱化を進める環境先進国のヨーロッパでは気密についても基準があります。平成14年まで日本にあった基準とは比べようもないほどの基準。

高断熱化には高気密化がセットです。
オギ建設では一棟一棟気密測定を行ない、気密保証をしてお引き渡ししています。

毎月、完成見学会、構造見学会を開催しております。
気密性への高い技術力を、ぜひ体感にいらしてください。

2022年8月6日

【注意】こどもみらい支援事業は断熱等級5以上しかもらえない。

吹田市 摂津市 北摂で注文住宅・リフォームのオギ建設スタッフです。
本日と明日で3現場にわたった夏の見学会も終わります。
暑い中、本当に多くのご来場いただき誠にありがとうございます。

そんな暑い中ご来場頂いたお客様より
「断熱等級でいうとオギさんのお家はなんですか?」
とご質問をいただきました。

断熱等級とは今年10月に施工される「日本住宅性能表示基準の一部改正」のこと。

「オギ建設の標準は断熱等級6。そして オプションで断熱等級7が可能です。」
とお伝えさせていただきました。

 

 

2022年 断熱等級5、6、7 新設

9分野(29項目)に分かれた住宅性能評価証。
快適性や冬の死亡事故を防止に関係す断熱性能表示には、脱炭素の動きが後押しとなっていることもあり、最高等級がそれまでの断熱等級4から2022年4月1日より「断熱等性能等級5」、そして2022年10月1日から「断熱等性能等級6、7」が新設されました。

特に断熱等級7はUA値0.26(地域区分6エリア)と超高性能住宅のために、一部からはやり過ぎではとの声もでていたようですが、

 

こどもみらい支援事業は断熱等級5以上しかもらえない。

2022年の住宅補助金の目玉制度
『こどもみらい住宅支援事業』

実は前制度のグリーン住宅ポイントよりも半分ぐらいの予算と、
規模が小さくなって始まりました。

建築資材高騰などで追加予算が認められ、グリーン住宅ポイントと同じ程度の予算にまで広がりましたが、追加予算決定時に断熱等級4は6月末までで以降は対象外となり、一定の住宅性能にのみ補助される制度に大きく変更がありました。

詳しくはコチラ> https://kodomo-mirai.mlit.go.jp/news/2022042801.html

 

 

補助金がもらえないかもしれないことあまり認知されていない。

大手ポータルサイトで『建売新築住宅』を見てみると、今回のこどもみらい住宅支援事業の対象となる住宅はポツリポツリとしかないように思われます。
各業者さんともお悩みになられているのがすごく見て取れるようです。

補助金もらえないけど、安いからいいや。と思うかもしれない方は下の暮らしの快適性も併せてみてください。

 

SUUMOなどポータルサイトなど

 

 

 

断熱等級4の家と断熱等級6の家の差

今年の4月まで最高等級と言われていた断熱等級4とは、断熱性能義務化されている国々では違法の断熱性能と呼ばれるほど、夏は暑く、冬は寒くなってしまう家。

こどもみらい住宅支援事業の6月末で対象外になってしまった性能がまさにこれです。

当ブログで何度もご紹介させていただいているのですが、16P、21P、22P
心地よい住まいの暖房計画 監修:前 真之 東京大学大学院准教授
https://kurashisozo.jp/img/effort/pdf2.pdf

 

 

冬を想定した環境下に置かれた「今の家 断熱等級4」では足音が少し青くなっています。
その上でエアコンの吐き出し口も40度を超えて白くなっていることがわかると思います。エアコンが高出力で暖かい風を吐き出しています。

変わってこれからの家(HEAT20 G2≒断熱等級6)の家では天井から床下までの温度が一定でエアコンの吐き出し口の温度も比較的低くなっているので省エネになっています。

 

 

 

 

住まいスタジオで断熱等級6を体感いただけます。

 

 

こんな温度を体感いただける場所が全国で2カ所
東京と大阪にあります。
住まいスタジオと呼ばれる施設になり、LIXILのショールームにて体感いただけます。

 

大阪でお家づくりをご検討の方、特に高性能住宅をご検討の方はぜひ体感していただくとよりどんなお家が建つのか。想像していただけると思います。
ただ、こちらの施設は完全予約制となっており、ご予約は弊社でもお取りできますのでお気軽にご相談してください。

 

 

 

時流は高性能化へ

断熱等級5、6、7が新設され、高性能化がトレンドです。
しかし、本当に大切なことはどんな暮らしがしたいのか?ということ。

新しいお家での暮らし方を考えるときに、納得できる性能の住まいに暮らすことが大切なのではないでしょうか。
断熱等級4の家は少し違うような気がしますが、、。

予算、間取り、そして性能。
せっかくのお家づくりを楽しいんでいただきたい。

お気軽にご相談してください。

 

2022年7月30日

『真空ガラスで窓断熱リフォーム』メリットや補助金について

吹田市 摂津市 北摂で注文住宅・リフォームのオギ建設スタッフです。
2050カーボンニュートラルに向けて住宅も省エネ化が推し進められていますが、
もっとも簡単にリフォームできる場所はガラスかもしれません。

この記事では世界に誇る『窓ガラス』について紹介していきます。
すこしリフォームのことが中心になってしまいますが、これからの暮らしのことをご想像していただけたらと思います。

 

 

最短30分でビックリするぐらい高性能『真空ガラス』について

 

 

1窓あたり30分から1時間程度でガラス交換できる『真空ガラス』

ガラスとガラスの間に真空層をつくることで単板ガラスやペアガラスよりも圧倒的な断熱性能をもつ世界に誇る日本の新技術のガラスです。

 

ガラス参考値

単板ガラス 6.0W/㎡K
ペアガラス 2.9W/㎡K
ペアガラス+LOW-e 1.9W/㎡K
真空ガラス(スペーシア) 1.4W/㎡K
トリプルガラス+LOW-e 0.86W/㎡K
真空ガラス(スーパースペーシア) 0.65W/㎡K

一般的なグラスウール50ミリ(24㎏/㎥)が0.7W/㎡Kであることを考えれば、真空ガラスの上位ガラスは断熱材と同等かそれ以上の断熱性能を持っています。

真空ガラスが普及すれば、「窓まわりは寒い」という常識が変わってしまいそうです。

 

 

 

世界に誇る日本の技術「真空ガラス」

 

日本板硝子が世界で初めて発売を開始した真空ガラスは6.2mm~8.2mmと薄いながらにペアガラス+LOW-e(12mm~20mm程度)よりも優れた断熱性能を持っています。

その為、サッシが古くても窓のガラス交換をすることで窓を断熱化することができます。

 

 

 

「断熱リフォーム」補助金の対象

そんな真空ガラスにお持ちの窓ガラスと入れ替えることで室内の快適性が大幅に改善します。

開口部のリフォームは省エネに大きく寄与するため、既存住宅における断熱リフォーム支援事業においても窓の断熱工事は手厚くなっているように感じます。

 

窓の断熱リフォームでは補助金や固定資産税減額制度

  • 既存住宅における断熱リフォーム支援事業
  • こどもみらい住宅支援事業(リフォーム)
  • 長期優良化リフォーム推進事業
  • 自治体による省エネ改修工事による固定資産税の減額について

https://www.city.suita.osaka.jp/home/soshiki/div-zeimu/shisanzei/_69929/_69931.html

 

 

 

既存住宅における断熱リフォーム支援事業

ここでは戸建て住宅だけをかいつまんで解説してます。
まずは特長をまとめると。

・当補助金は公募期間がある。
3月公募:令和4年3月14日(月)~令和4年6月3日(金)17時まで
6月公募:令和4年6月17日(金)~令和4年8月10日(水)17時まで
・また次回公募もある?
・トータル断熱と居間だけ断熱の2種類がある。
・環境省管轄で断熱に詳しい公益社団法人北海道環境財団が運用している。
・申請を行い1ヶ月程度審査期間がある。

と言った補助金制度です。

詳しくはこちらをご参照ください。
https://www.heco-hojo.jp/yR03/danref/competition.html

 

 

 

JIS規格も高性能窓に合わせて改定

窓の性能が住宅の省エネ化と大きく関係しているということで、様々な点が見直されていますが、その中でもあまり知られていないのがJIS規格の改定ではないでしょうか。

 

 

JIS A 4706(サッシ)

JISマークなどで有名なJIS規格は窓の場合、性能を表示する物差しとして活用されています。

窓サッシの性能を表すJIS A 4706は
・耐風圧性
・水密性
・気密性
・断熱性
・遮音性
各項目において等級で性能表示されています。

特に断熱性2000年には最上位ランクH-5(2.3W/㎡K)
2015年には最上位ランクH-6(1.9W/㎡K)
そして2021年にはH-7(1.5W/㎡K)、H-8(1.1W/㎡K)が創設されました。

その上、夏の日射対策の指標になる日射熱取得性にも3つの等級に分けられ、N-1 1.00、N-2 0.50、N-3 0.35ができました。

 

 

新築でもリフォームでも開口部にこだわって快適な暮らし

新築でもリフォームでも開口部にこだわりませんか?

夏は部屋の中も暑くなります。実はそれは窓など開口部から侵入する熱のせい。そして冬に暖房をしているのに足元が寒いのは半分以上は窓などの開口部から熱が逃げているから。

新築でもリフォームでも開口部にこだわることで、省エネで快適な暮らしを手に入れましょう。

オギ建設にお家のこと、暮らしのことをお気軽に相談してください。

2022年7月23日

吹田市・摂津市で高性能ZEHをご検討なら|ZEH+、ZEH、高性能ZEHの違い

吹田市 摂津市 北摂で注文住宅・リフォームのオギ建設スタッフです。
ZEHとはnet Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略語。
これからの家づくりにおいて電気代などエネルギーのコストが上がっている時だからこそ、注目度がぐぐっとあがっている用語ではないでしょうか?

家庭で使用するエネルギーと、太陽光発電などで創るエネルギーをバランスして、1年間で消費するエネルギーの量を実質的にゼロ以下にする家。光熱費がすごく下がりますので、SNSなどでもお施主様が投稿された電気代などを目にした方も多いのではないでしょうか?

そんなZEHの基本的な知識に加えて高性能なZEHと普通のZEHの差についても解説をつけていきたいと思います。

 

 

ZEHとは 

 

ZEH住宅での暮らしでは、日常的に使用するエネルギーを省エネ・高断熱化で減らし、太陽光発電などによるエネルギー創出でエネルギー収支を0にしようと言う住宅です。

住宅が低エネルギー住宅になることで、お財布にも環境にもやさしく快適な暮らしが低燃費で実現します。

 

 

3省連携でZEH推進 

ZEHが特長的なのは、3省連携にまたがってZEH推進が進められています。

良いのか。
悪いのか。

一長一短ありそうですが、立場による違いが色々な意見を引き出していて良い点の方が多いのではないかと思います。
慣れないとわかりにくくなっているためにZEHがわかりにくくなってしまっていますが、、。

それらの3つの所轄官庁が色々やり取りしている場を私たちが見れる数少ない場面が「再生可能エネルギー等に関する規制等の総点検タスクフォース」です。

第5回にはエコハウスのウソの著者でもある東京大学大学院 前准教授がお話しされている会は面白いです。

半沢直樹的なドラマが好きな方はぜひ最後までご覧になってください。

 

 

「再生可能エネルギー等に関する規制等の総点検タスクフォース」

https://youtu.be/3tsyOZo0upk

 

https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/housing/data/pamp.pdf

 

環境省:地球温暖化対策としてのZEH

ZEH支援事業として一般社団法人環境共創イニシアチブとともに補助事業を運営

経済産業省:省エネ建材の推進

経済産業省資源エネルギー庁が管轄
次世代ZEH+の実証事業などを運営

国土交通省:住宅を支えてきた省庁

私たちも利用する補助金地域型住宅グリーン化事業など運営

 

 

 

 

高性能ZEHと普通のZEHの違い

ZEH基準の断熱性能はすごく高いわけではありません。
通常より高性能住宅を提供しているオギ建設では標準仕様で、ZEH基準(断熱等性能等級5)を超える断熱等性能等級6です。

またZEH基準は設計上の数値から判断されています。
そのため、数値化しにくい気密などの問題は棚上げされています。

気密の詳しい説明はコチラ>

高性能ZEHとの呼び並みふさわしい住宅は、ZEHよりも高い断熱性を持ち、ZEHでは検討されないすき間もしっかりと対策された優れた省エネルギー性を持つ住宅のことを言います。

 

 

 

ZEH+と普通のZEHの違い

ZEH+とはより高性能なZEHとも言われますが、気密性も問わないので、住宅の基本性能はZEHとそれほど変わりません。
UA値0.1の差 ※地域区分の場合

その代わり、ZEH+には高度エネルギーマネジメント(HEMS)、もしくは電気自動車への充電など設備補強が為されています。

つまり、高性能ZEH+というのもオギ建設なら叶います。後から施行しにくい気密性をしっかり確保した高性能ZEH+。

せっかく建てるならご検討いただけたらと思います。

 

 

 

 

2030年 ZEH基準の省エネ性能義務化が予定されている。

2030年までに新築住宅・建築物について、ZEH・ZEB基準の水準の省エネ性能が確保され、新築戸建て住宅の6割に太陽光発電設備が導入されていること

2021年8月政府より方向性が公表されました。
本当に2030年に義務化されるのか?2030年より前倒しされるのか?

今の段階ではわかりません。
ただ義務化されれば、それよりも性能の低い住宅は「不適合」の烙印を押されてしまうかもしれません。

住宅に烙印ってと思うかもしれんせん。
しかし、耐震基準も変わった時に、旧の耐震基準では不適合だと言われてしまい、不動産性も下がってしまうということが実際に起きています。

不適合。

これからの家づくりでは将来の性能不安を感じないように、適合した住宅、ZEH住宅以上の高性能な住宅をお考えいただく方が無難なのかもしれません。

大阪吹田、摂津、北摂エリアでお家づくりならば如月建設へご相談いただけましたら幸いです。

2022年7月9日

真鍮表札かっこいい!!『上手工作所』

吹田市 摂津市 北摂で注文住宅・のオギ建設スタッフです。

『上手工作所』・・・素敵な会社を見つけてしまいました。

 

素敵すぎる!!
もう素敵すぎる!!!
(語彙力💦)

 

木工所+鉄工所=上手工作所 

大阪から京都亀岡市に抜けていく国道423号線沿いにある豊能町
大阪の北の端、吹田市から車で30分と少し
いけてしまう。

オンラインショップからも購入することも可能なようですが、
30分なら立ち寄って商品を見てみたい。

 

 

 

キッチンの背面収納もオリジナルでつくってくれる模様 

HPにはステンレス天板キッチン背面収納が載っていました。
お店にあるようで、実物もみることができるそうです。

 

https://www.jo-zu-works.com/

 

施主支給(持ち込み)

鉄の表面に酸化皮膜を張った「黒皮」の質感は濃淡やムラがあって、室内の愛しポイントになること間違いなし。

外部などに使用する目的よりも、室内でアクセント的に使用するのが良さそうです。

 

https://www.jo-zu-works.com/

角座転び止め(鉄) 型番:BR033

 

 

アイテムでもっとお家は素敵になる。 

この記事中に素敵と言う言葉ばかりで、語彙力の乏しさを痛感してます。ただ、この素敵感がそうさせるのです。

高品質なお家に、素敵アイテムを取り入れて、友だちを呼びたくなるお家をつくりませんか?

オギ建設では施主支給歓迎です。

 

また今回ご紹介させていただきました上手工作所さんは9月に飲食店を兼ねた複合施設となるそうです。

飲食スペースの家具もきっと上手工作所さんの家具なんだろうな、、。
おいしい、素敵との連呼してしまいそう。

 

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2022年7月4日

上手なロフトのつくり方と利用方法について

吹田市 摂津市 北摂で注文住宅・リフォームのオギ建設スタッフです。
「ロフト」とは本来は屋根のデッドスペースになる部分(小屋裏を)を有効利用したスペースのこと。

家づくりを検討していると目にすることも多いと思います。
天井が屋根の勾配なりに上がっていくので、天井が高く、スペースの活用など見た目も使い勝手もすごく良くなります。

ただ、注意してつくらないと利用されないスペースにもなってしまいがちにもなりかねない「ロフト」について説明していきます。

 

 

ロフトのお家 実例

ロフトを物置として活用しながら、ロフト奥に窓を設置し高いところからの日差しを引き入れるお家

 

ロフトへ上がる階段は固定されていてはいけない。
収納階段は「設置」になるのでロフト要件を満たすことがある。

 

 

ロフトのルール|階に算入されないために

「ロフト」は建築基準法にて規定されています。
ルール以外のものは3階(2階建の場合)となり、上階としてカウントされてしまいます。

ロフトが階として算入されてしまうと法規制や税金で不利になってしまいます。

ロフトのルール(階に算入されない)

  • 1.4m以下の天井高
  • 面積はロフト部分直下階の8分の1まで
  • ロフトへかけるはしごは固定されていてはならない

 

 

ロフトのメリット

 

  • 視覚的な広がりを感じられる。
  • 天井が勾配になり、日差しを高いところから入れやすくなる。
  • ロフトに荷物を固めることで生活感を軽減できる。
  • デザイン性が良くなる。
  • 利用できる床面積が増えるけど固定資産税には算入されない。
  • 子どもたちはすごく喜ぶ。

 

上記以外では注文住宅の良さも加えられると思います。
暮らし方を中心に間取りを考えることができる注文住宅だからこそ、ロフトの使い方もしっかり考えて考えることができます。

せっかくゼロから家づくりを注文住宅ならロフトを考えてみたいですね。

 

 

ロフトのデメリット

そんな素敵なロフトですが、残念ながらデメリットや注意するべきところもあります。

  • 固定した階段ではなく、簡易的な階段(ハシゴ)なために足腰の不安があるかたには合わない。
  • 天井高さが1.4m以下の決まりがあり、大人が動き回るには天井が低いこと。

上記のために掃除がしにくいため、ハンディの掃除機などを用意する必要がある。そして、一番の問題かもしれません。
屋根の断熱が不十分な場合、夏暑くなりやすい。

 

 

ロフトの夏対策

断熱性が不十分な家では、
部屋につけたエアコンの冷気は高い位置にあるロフトに流れにくいものです。そのためにサーキュレーターなどで下から上にまき上げる必要があるかもしれません。

その為、ロフト夏対策には断熱性が高いことが大切になってきます。
ロフトをお考えの場合は屋根の断熱に対して十分に確認する必要があります。

オギ建設ではZEHを超える断熱性能が標準仕様(HEAT20 G2)のため、天井と床の温度差がほとんどない暮らし。
断熱の不安を感じることなく、ロフトを検討いただけます。

ロフトをお考えなら、気密性・断熱性にこだわること。
住宅基本性能がロフトを含めて間取りの自由度を広げていきます。

 

 

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2022年6月27日

【令和4年度】長期優良住宅の断熱・耐震認定基準が変わりそうですね。

吹田市 摂津市 北摂で注文住宅・リフォームのオギ建設スタッフです。

「良い家」の認定制度に長期優良住宅と言うのがあるのはご存じな方も多いと思います。
この制度の一部改正が予定されてます。

 

長期優良住宅の認定基準改正は
公布:令和4年 8月上旬
施行:令和4年 10 月1日
に行われる予定。

 

制度自体は平成21年6月4日からと新しい制度ではないので、こどもみらい支援事業では補助金額が80万円(ZEHは100万円)だったりと少し「良い家」の定義から後れをとっていた印象でした。長期優良住宅を改めて「良い家」のものさしにするための今回の認定基準改正について、少しまとめていきたいと思います。

ちなみに弊社は改正があっても長期優良住宅認定基準適合以上の性能を標準仕様としていますので、補助金対象から外れることなどありません。ご安心いただけたらと思います。

 

※この記事は長期優良住宅の認定基準改正公布前に作成したものになるため、変更がある場合があります。ご注意いただけたらと思います。

 

 

 

 

長期優良住宅認定基準一部改正のパブリックコメント

長期優良住宅認定基準一部改正案は国土交通省住宅局による2つパブリックコメントに渡って見ることができます。

1つ目は2022年4月28日公示
「長期優良住宅の普及の促進に関する法律施行規則及び住宅の品質確保の促進等に関する法律施行規則の一部を改正する省令案等に関する意見募集について」

https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/PcmFileDownload?seqNo=0000235533

 

2つ目は2022年6月17日公示
「長期使用構造等とするための措置及び維持保全の方法の基準の一部を改正する告示案に関する意見募集について」

https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/PcmFileDownload?seqNo=0000237175

 

上記内容はすごく専門的なので、この記事では断熱と耐震の改正部分をピックアップして紹介していきます。

 

 

 

 

 

断熱性:省エネルギー対策に係る基準 改正

2022年4月28日公示
「長期優良住宅の普及の促進に関する法律施行規則及び住宅の品質確保の促進等に関する法律施行規則の一部を改正する省令案等に関する意見募集について」の5ページ目

 

長期優良住宅認定基準 現行制度では断熱等性能等級4だったものが、、断熱等性能等級5及び一次エネルギー消費量等級6の基準に適合しなくてはいかなくなりました。

吹田市や摂津市など北摂エリアのほとんどは断熱区分6地域になるので、UA値0.87以下からUA値0.6以下へ高断熱化されます。

また、一次エネルギー消費量等級6≦0.8となり、より省エネな住宅だけを認定基準適合に改正されます。

 

 

 

耐震性:壁量計算なら耐震等級3であること

2022年6月17日公示
「長期使用構造等とするための措置及び維持保全の方法の基準の一部を改正する告示案に関する意見募集について」

 

『壁量計算は耐震等級3でないと認めない。』
4号特例(壁量計算でOK)の廃止が省内で検討されているので、そちらを反映した内容でしょうか。

耐震等級2と耐震等級3には大きな違いがあるため、設計上の変更を余儀なくされる会社様も多いかもしれません。重ね重ねですが、弊社では耐震等級3+免震工法を標準仕様としていますので、ご安心してください。

 

 

 

 

長期優良住宅の普及が進むかも。

実は、大阪は長期優良住宅認定数は少ない都道府県と言われています。「良い家」の定義は変わりゆくもので、わざわざ取らなくてもとお考えの方が多いのかもしれません。

ただ、今回の一部改正でZEH同等の断熱・省エネ基準、併せて耐震を最高等級に引き上げるなど、「良い家」の定義は長期優良住宅の認定だと言わんばかりに、住宅性能を引き上げる認定基準になります。

改正長期優良住宅と呼ばれるのか?
ちょっと今の段階ではわかりませんが、2022年10月1日より行政が認める「良い家」の定義は長期優良住宅に改めてなります。

変更前後は長期優良住宅認定基準について間違った情報も発信されるかもしれません。ぜひ、専門家にご相談いただき、未来もその性能に自信が持てる住宅をご検討してください。

今回、予定通り一部改正があろうがなかろうが、新しい「良い家」の定義を超える性能住宅を標準仕様としています。

余裕ある住宅性能だからこそ、叶えられる間取りやデザインをご一緒に考えていきましょう。

 

So Design! オギ建設
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2022年6月20日

【摂津市 新築 注文住宅】 将来も踏まえてデザインされたお家

吹田市 摂津市 北摂で注文住宅・リフォームのオギ建設スタッフです。弊社事務所は吹田市にありますが、正雀川を渡ると摂津市とすごく近いエリアです。

弊社で施工させていただきました摂津市エリアでの将来も踏まえて設計されたお家の写真を集めました。
お家づくりの際のご検討になれば幸いです。

 

 

階段下のスペースを有効活用するお家

 

 

(掲載ページ)スキップフロアで緩やかにつながり笑顔もつながるお家
https://ogikensetsu.co.jp/works-06/

 

1階と2階の温度差がない高性能住宅だからこそ。
従来の1階、2階という考え方ではなく、縦に空間が広がることで、間取りの自由度がより高くなります。

スキップフロアの下は子どもの遊び場所として有効活用
子どもが大きくなれば、勉強部屋、大きなリビング収納など活用方法はいくらでも考えられる素敵なお家です。

 

 

リビングに見せ梁で将来に準備するお家

 

 

(掲載ページ)どこにいても緩やかに家族がつながる家
https://ogikensetsu.co.jp/works-12/

 

リビングにある大きな吹き抜け。
将来部屋が必要になるかもしれないし、必要にならないかもしれない。お家づくりの段階ではわからないライフスタイルの変化に対して、フレキシブルに対応できるようにしておくことが家づくりでは大切なのかもしれませんね。

「見せ梁」にすることで、ハンモックをかけたり照明器具を吊り下げたりと暮らしを楽しむ。
部屋が必要になれば床板を貼るだけで2階の部屋数を増やすことができる。

ただ、部屋の明るさが変わるので実際に床を貼るかどうかは悩まれるとは思いますが、、。

 

 

リビング学習が長く使えるように準備した家

 

 

「ガルバリウム鋼板+木」印象的な外観の家
https://ogikensetsu.co.jp/works-08/

 

子どもの勉強にリビング学習は効果的。
特に、小学校低学年の子どもの場合は特に、一人でいるよりも親と一緒のほうが安心できます。 リビング学習は、不安を感じて勉強に対する集中力が低下するのを防ぐのだそうです。

大きくなってくると問題集や参考書なども増えてきてしまいリビング学習は適さないようになるかもしれません。

とある調べでは高校生になってもリビング学習を続ける子は約4割。
意外に多いですよね。

 

 

将来はどうなるか。わからないから準備が大事。

将来、どうなるか?
家づくりの段階では想定しきれないものだと思います。

だからこそ、準備が必要になってきます。
注文住宅の良さもそこにあるのかもしれません。

すこし未来のことを想像しながら、
今の住まいの問題点を洗い出しながら、
お客様にとって『ぴったりな家づくり』を総デザインしていきましょう。
そうすることで長く永く幸せに暮らしていただけると信じています。

2022年6月11日

6月、7月は多湿によるカビ注意|湿気に強い家づくり

吹田市 摂津市 北摂で注文住宅・リフォームのオギ建設スタッフです。

雨が増えてきましたね。そろそろ梅雨入りでしょうか?
ジメジメした季節が始まってしまいます。嫌ですね。

嫌な時期だと思ってしまうのには、多くの家で壁内結露を想像し、カビが繁殖し、それを食べるチャタテムシが増え、それを食べるダニが増えるのを想像してしまうのも一因にあるから。

「あ!あの家、壁内結露してる。」と運転中気づいてしまっては最後、脳内で良くない生態系について想像をしてしまいます。

虫の苦手な方には少し見るに堪えない今回の記事かもしれませんが、毎年来るこの時期の対策はお家づくりにとってもとても大切なことなので、まとめていきたいと思います。

 

 

 

なぜ?この時期、壁内結露(壁内のカビ)が気にするべきなのか?

この時期、日本全国のあらゆる家がカビのリスクに晒されます。
カビのリスクに晒される理由は2つ。

1.急激に相対湿度が上がるため
2.ジメジメが不快で冷房をつけるため

この2つの要因によって壁内結露(カビ)リスクが急激に上がります。

 

 

大阪-急激に湿度が上がる6月

大阪府では一年を通してもっとも相対湿度が高いのが6月中旬から6月下旬になることが多いそうです。特に注意したいのが6月頭から始まっている湿度の急激な変化。

自律神経のバランスを崩すことで「身体が重い」など体調にも不調を感じてしまうかもしれません。気圧の変化も多いこの時期ですから気圧病とのダブルパンチで体調が悪くなってしまうかもしれません。

 

 

人と同じく家も過酷な時期

湿気が多いと精力的に動き出すのが、カビ・チャタテムシ・ダニたち。
そればかりか木材腐朽菌などの家の天敵も多湿を好みます。

もちろん、腐った木が好きなシロアリも、、。
イエシロアリの発生時期は6月~7月。

 

この6月~7月はお家にとっても過酷な時期なんです。
現在のお住まいの屋根裏や床下をあけて換気するようにしてあげてください。

 

その中で少しカビ臭いと感じたら、すでに増えてきているかもしないので、ご注意いただけたらと思います。

また洗面台の下、北側の部屋、押入の中も空気がよどみやすく湿気がたまりやすいので扉を開けて換気するように心がけてあげてください。

 

 

 

湿気、結露につよい家

 

開けたり閉めたりとできない部分で実はカビが生えやすい場所が『壁内』です。
夏、冷たいグラスを部屋に置いておくと下の画像のようにグラスに水がつきます。
これが夏型の結露です。

部屋を冷房などで冷やすと室内はもちろん、壁も冷たくなります。
そうなることで断熱材内に含まれる空気が冷やされて水を吐き出す、壁内結露と言う現象が起きます。

 

空気内には豊富に水分が含まれていてそれが冷やされることで水分を抱え込めなくなることで水になってしまいます。

つまり断熱材内に水分のある空気が入らなければいいのですが、グラスウールをはじめとする繊維系断熱材では空気も併せて抱いてしまうため、難しい。

 

 

しかし、弊社が使用しているSW工法では35年無結露保証されています。
新築時ではわからないことかもしれませんが、10年、早ければ数年、この過酷な季節を乗り越えたときにお家の違いが分かるかもしれません。

壁内もしっかり換気できれば結露は起きないのですが、そうなると断熱の意味もなさなくなるというジレンマが起きてしまいます。

この点で空気を抱く断熱材は多湿は苦手と言えるのかもしれません。

 

一番正しい方法はやはり、水分を含む空気を抱かないこと。

湿気、結露につよい家をお探しでしたらお気軽にご相談してください。

月に一度完成見学会や構造見学会を行っておりますので、ぜひ体感いただけましたらと思います。

ジメジメする人にも家にも過酷な季節を余分な心配をせずに快適に暮らしましょう。

 

 

 

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