こんにちは。
大阪府は本日から一部休業要請が解かれましたね。
一日も早く元の生活に戻りたいものです。
さて、4月から摂津市のY様邸リフォーム工事を着手しています。
今回のリフォームは全面リフォームです。
基礎・躯体などがしっかりしている家はリフォームや修繕をして長く住み続ける事が出来ます。
ですが、古い家は昔の断熱基準で建てられていますので、薄いグラスウールしか入っておらず
断熱材の入れ方も間違えていることが多いです。
写真のように一見、普通に見えますが、この断熱材の留め方は間違っています。
ご存知の方もおられると思いますが、ビニールに入ったグラスウールは
柱の側面に留めるのではなく、しっかり柱・間柱の正面にビニールのヒダを止めないといけません。
このビニールの役目は壁の中に湿気がいかないようにし、壁体内結露を防ぐ為の物です。
黒くなった部分は湿気が回ってカビが生えてる状態で、結露した後ということ。
一度結露してしまうとグラスウールが水分を含み、その重さで下にずれていき
ずれた所は無断熱状態になり、また結露がひどくなり、カビ・湿気が壁の中に。
ひどい場合は木材を腐らせてしまいます。
昔の建物はこのような状態が多いです。また、知識のない方が施工すると
写真のような状態になっていると思います。
今回はそのような心配がないように
湿気を含まないポリスチレンフォーム保温板を使用しました。
隙間はしっかりとウレタンフォームで充填。
これで壁体内結露の心配はなく、断熱効果も抜群です。
エアコンの効きが悪い、最上階が特に効かない。結露がひどい。
廊下が寒い。洗面脱衣所が寒い。西側の部屋は夜になっても暑い。
などなど、全て家の性能の問題です。
リフォームでも様々な断熱の方法・工法がございます。
快適にすごせるように、家の断熱の事、家のお困り事がございましたらご相談ください。
ZEH・パッシブハウス・長期優良住宅・低炭素住宅なども
もう少ししたらリモート相談会もしますので、お気軽にご連絡ください。
吹田市・摂津市の工務店。オギ建設の荻ノ迫斎昭でした。