吹田市、摂津市、北摂エリアで注文住宅を手掛けるオギ建設のスタッフです。
オギ建設では、リノベーションのご相談もお受けしています。
最近は中古マンションを購入してリノベーションすることで新しい住まいを手に入れたり、住み替えをする方が増えています。
新築に比べて手頃な価格で購入できることや、自分好みにリフォームやリノベーションができるため、中古マンションの人気が高まっています。
また、立地が良い物件が多く、生活の便利さも考慮されるため、多くの人々にとって魅力的な選択肢となっています。このような理由から、中古マンションの購入とリノベーションを通じて、理想の住まいを実現する方が増えているのです。
エアコンを設置できない部屋のマンション
中古マンションの購入とリノベーションを考えている方には、いくつか注意点があります。例えば、古いマンションではリビング以外の部屋にエアコンを設置できないことが多く見られます。特に1980年代以前に建てられたマンションでは、設計が現代と異なり、エアコンの設置場所や配管の取り回しに対する配慮が十分でないことが多いです。
当時、エアコンは一般家庭に普及していなかったため、エアコンを後から設置することを考慮していない設計が一般的でした。
さらに、平成築のマンションでも廊下に室外機置場がない場合にはエアコンを設置できないことがあります。設計上の制約により、室内機から室外機までの配管が難しくなり、結果としてエアコンの設置が困難になることがあるのです。
そのため、マンションを購入する際には、間取り図をよく確認し、ベランダ以外にも室外機置場があるかどうかをチェックすることが大切です。特に、リビング以外の部屋にエアコンを設置したい場合には、各部屋に適切な室外機置場が確保されているかどうかを事前に確認し、その上で購入を検討することをお勧めします。こうすることで、快適な住環境を確保し、購入後のトラブルを防ぐことができます。
ヤフー不動産でもこのような、、質問が来ています。
https://question.realestate.yahoo.co.jp/knowledge/chiebukuro/detail/12191327337/
解決する方法「第1種換気システム」+部屋間サーキュレーター
この問題を解決する方法として、部屋の中でダクト式の第1種換気システムを利用し、リビングのエアコンを使って空気を空調する方法があります。この方法は、リビング以外の部屋に直接エアコンを設置できない場合に特に有効です。具体的には、ダクトを通じてリビングのエアコンから冷暖房された空気を他の部屋に送る仕組みを導入します。第1種換気システムは、強制的に新鮮な外気を取り入れ、同時に室内の汚れた空気を排出するため、常にクリーンで快適な空気環境を維持することができます。
リビングのエアコン1台で家全体の空調を効率的に行うことが可能になります。特に、複数の部屋にエアコンを設置する費用やスペースの問題を解決し、全体的なエネルギー消費の削減にもつながります。
また、第1種換気システムは、温度や湿度の管理がしやすく、健康的な住環境を提供します。例えば、夏場は涼しい空気を各部屋に送り、冬場は暖かい空気を循環させることで、季節を問わず快適な室内環境を維持することができます。このようなシステムの導入は、特に古いマンションやエアコンの設置が難しい間取りのマンションにおいて非常に効果的です。住まいの快適性を向上させるための一つの有力な選択肢として検討する価値があります。
さらに、第1種換気システムには花粉やホコリなどの外部の微粒子を効果的にシャットダウンする機能もあります。
このシステムを導入することで、室内をセーフティーゾーンに保つことができます。第1種換気システムは、新鮮な外気を強制的に取り入れ、同時に室内の汚れた空気を排出するため、常にクリーンで新鮮な空気環境を維持することができます。特に、花粉症の方やアレルギーを持つ方にとっては、外部のアレルゲンを室内に持ち込まないという点で大きな利点があります。
フィルターを通して外気を取り入れるため、花粉やホコリ、その他の微粒子をしっかりと除去し、清潔な空気を室内に送り込むことができます。