吹田市 摂津市 北摂で注文住宅を建てるならオギ建設のスタッフです。
住宅の劣化、安全性能を劣化を引き起こすのは”低気密での漏気”と言われています。今回は住宅の劣化、漏気についてまとめました。
お家づくりをご検討されている方向けだけでなく、今住宅をお持ちの方にも読んでもらいたいと思い作成しました。
また大きな地震の爪痕にいまだ癒えず苦しい暮らしを強いられておられる方、被害を受けられた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
今回の地震時の様子を目にすることが多いように思います。
テレビ朝日さんに寄稿された個人の映像や取材をした際の動画などを地図とともにまとめたサイト「能登半島地震 被害状況マップ」には生々しくその映像がまとめられています。
https://news.tv-asahi.co.jp/special/noto_jishin/
やはり耐震性能は大事
そして、いつ来るかわからない地震には劣化をさせないことが大事になってきます。
耐震性能については別ページにまとめていますのでご覧になってください。当ページには阪神大震災時の揺れをシミュレーションし、オギ建設のモノコック工法が揺れに強いか?というシミュレーション動画も作成しております。
住宅劣化のメカニズム
地震に強い家であり続けるためには劣化を抑えていく必要があります。
色が変わり、木はスカスカになっています。
実はこれらはさまざまな菌によって分解されているのです。
木部の劣化は菌や虫の被害によって引き起こされます。
特に安全性に関係する「腐朽」には担子菌類や子嚢菌類など木を分解しながら繁殖していきます。
木材が乾燥していればこれらの劣化は起きにくくなります。腐朽菌が繁殖するには木に水分が無ければ腐朽しないと言われています。
上記2つの資料は国土交通省 国土技術政策総合研究所主催の齋藤宏昭 足利工業大学教授講演の内容です。
https://www.nilim.go.jp/lab/hcg/nagamoti/index.html
腐朽速度は思っている以上に早い
上記の動画の後半で紹介されているのですが、齋藤宏昭教授(足利工業大学)木の腐朽進行は思っていたよりも早いことを示されています。
浸水率が1%以上なら1年間で質量が20%以上も減少するほど分解されているそうです。
すごいスピードですよね。またこの調査物件ではすでに浸水後2-3年経過しているとのことですから大きな台風などがあったときは屋根裏などから水跡がないかチェックするなど早期に対応していただきたいと思います。
大きな地震が来たときに劣化していないことが大切
どれだけ良い性能の住宅を建てても、腐朽していればその安全性能は十分に性能を発揮できません。
腐朽させないよう気密性を確保し、すき間からの漏気による水分の侵入を防ぐこと。
そして、気になればすぐ私たち工務店へ声をかけていただき相談いただくことを心にとどめていただけたらと思います。
体の健康もですが、
気になったときに早期に検査することは一番重要なことです。
弊社では元日の地震のあと、お客様へ問題がないか?気になることがないか?LINEにしてご連絡させていただきました。
全てのお施主様からご返信いただき、お家状況の確認がとることができました。
幸い、お施主様の中で、困った状況になったと言うことは今のところないですが、お家にとってとても重要なことです。
劣化しにくいお家づくり
そして、何かあったときは放置せずに劣化を引き起こす原因はないか?確認してください。
万が一のとき、家の中が一番安全と思えること。
安全、安心のためには最も重要なことだと思います。
そして、私たちオギ建設は大切な家族を守り切る家を提供していきます。