吹田市 摂津市 北摂で注文住宅を建てるならオギ建設のスタッフです。
知ってました?大阪府内でもっとも空家率が高いのは吹田市なのだそうです。
空家率とは総住宅数に占める空き家の割合で、5年に一回(前回調査:平成30年)の住宅・土地統計調査での空家の定義にまとめています。
大阪府全体としては空家率は15.2%と全国的にみると平均ともいえる22位。
そんな大阪でもっとも空家率が高い、つまり大阪府1位なのが吹田市18.4%だったそうです。
空家はなぜいけない?
では、空家の何が問題なのか、というと
『空き家の存在が近隣住民など第三者に不利益・損害を与える、地域にもたらされる不利益(迷惑)』があるためです。
公益財団法人 東京市町村自治調査会
https://www.tama-100.or.jp/cmsfiles/contents/0000000/376/ALL_L.pdf
吹田市で増えている空き家種類
2013年グラフと少し古いですが、紫色(その他)の空き家が増えていることがわかります。
実は2008年では大阪府及び全国を下回っていましたが、2013年調査では全国平均を大きく上回ってしまいました。
この紫色(その他)の空き家種類が増えてしまったため、大阪でもっとも高い空家率となってしまったとも言えます。
ではこの紫色(その他)の空き家は以下の空き家区分をご覧ください。
区分 | 内容 |
二次的住宅 | (別荘)週末や休暇時に避暑・避寒・保養などの目的で使用される住宅で、ふだんは人が住んでいない住宅 |
(その他)ふだん住んでいる住宅とは別に、残業で遅くなったときに寝泊まりするなど、たまに寝泊まりしている人がいる住宅 | |
賃貸用の住宅 | 新築・中古を問わず、賃貸のために空き家になっている住宅 |
売却用の住宅 | 新築・中古を問わず、売却のために空き家になっている住宅 |
その他の住宅 | 上記以外の人が住んでいない住宅で、例えば、転勤、入院などのため居住世帯が長期にわたって不在の住宅や建て替えなどのために取り壊すことになっている住宅など |
空家はまずは建物調査から
上記グラフからも読み解けるように、紫色(その他)の空き家が増えていること。そして、紫色(その他)の空き家は二次的住宅(別荘)、賃貸用、売却用でもない用途が決まっていない空家が増えていることもここまでで説明してきました。
賃貸にしたいなら賃貸業者へ
売却したいなら不動産会社へ相談すればいいのですから、
まだ決まっていない。相談する相手も決まっていないということもわかります。
そんな方へ、お勧めしたいのが「建物調査」です。
リフォームするならいくらぐらいかかるだろうか。建物の資産性は見ることができるのだろうか?と建物の資産性を確認していただくことをお勧めします。
少し前は築年数ですぐ壊してしまうことが多かったのですが、現在は金融機関もリフォームして資産性を持てる建物に関しては融資対象になるなど、築年数の経った建物への考え方も大きく変わってきています。
賃貸にするか。売却するか。決まっていないお家の状況確認と資産性の確認(査定)は建物を理解しているオギ建設へお気軽にご相談いただけましたらと思います。