吹田市 摂津市 北摂で注文住宅・リフォームのオギ建設スタッフです。
雨が増えてきましたね。そろそろ梅雨入りでしょうか?
ジメジメした季節が始まってしまいます。嫌ですね。
嫌な時期だと思ってしまうのには、多くの家で壁内結露を想像し、カビが繁殖し、それを食べるチャタテムシが増え、それを食べるダニが増えるのを想像してしまうのも一因にあるから。
「あ!あの家、壁内結露してる。」と運転中気づいてしまっては最後、脳内で良くない生態系について想像をしてしまいます。
虫の苦手な方には少し見るに堪えない今回の記事かもしれませんが、毎年来るこの時期の対策はお家づくりにとってもとても大切なことなので、まとめていきたいと思います。
なぜ?この時期、壁内結露(壁内のカビ)が気にするべきなのか?
この時期、日本全国のあらゆる家がカビのリスクに晒されます。
カビのリスクに晒される理由は2つ。
1.急激に相対湿度が上がるため
2.ジメジメが不快で冷房をつけるため
この2つの要因によって壁内結露(カビ)リスクが急激に上がります。
大阪-急激に湿度が上がる6月
大阪府では一年を通してもっとも相対湿度が高いのが6月中旬から6月下旬になることが多いそうです。特に注意したいのが6月頭から始まっている湿度の急激な変化。
自律神経のバランスを崩すことで「身体が重い」など体調にも不調を感じてしまうかもしれません。気圧の変化も多いこの時期ですから気圧病とのダブルパンチで体調が悪くなってしまうかもしれません。
人と同じく家も過酷な時期
湿気が多いと精力的に動き出すのが、カビ・チャタテムシ・ダニたち。
そればかりか木材腐朽菌などの家の天敵も多湿を好みます。
もちろん、腐った木が好きなシロアリも、、。
イエシロアリの発生時期は6月~7月。
この6月~7月はお家にとっても過酷な時期なんです。
現在のお住まいの屋根裏や床下をあけて換気するようにしてあげてください。
その中で少しカビ臭いと感じたら、すでに増えてきているかもしないので、ご注意いただけたらと思います。
また洗面台の下、北側の部屋、押入の中も空気がよどみやすく湿気がたまりやすいので扉を開けて換気するように心がけてあげてください。
湿気、結露につよい家
開けたり閉めたりとできない部分で実はカビが生えやすい場所が『壁内』です。
夏、冷たいグラスを部屋に置いておくと下の画像のようにグラスに水がつきます。
これが夏型の結露です。
部屋を冷房などで冷やすと室内はもちろん、壁も冷たくなります。
そうなることで断熱材内に含まれる空気が冷やされて水を吐き出す、壁内結露と言う現象が起きます。
空気内には豊富に水分が含まれていてそれが冷やされることで水分を抱え込めなくなることで水になってしまいます。
つまり断熱材内に水分のある空気が入らなければいいのですが、グラスウールをはじめとする繊維系断熱材では空気も併せて抱いてしまうため、難しい。
しかし、弊社が使用しているSW工法では35年無結露保証されています。
新築時ではわからないことかもしれませんが、10年、早ければ数年、この過酷な季節を乗り越えたときにお家の違いが分かるかもしれません。
壁内もしっかり換気できれば結露は起きないのですが、そうなると断熱の意味もなさなくなるというジレンマが起きてしまいます。
この点で空気を抱く断熱材は多湿は苦手と言えるのかもしれません。
一番正しい方法はやはり、水分を含む空気を抱かないこと。
湿気、結露につよい家をお探しでしたらお気軽にご相談してください。
月に一度完成見学会や構造見学会を行っておりますので、ぜひ体感いただけましたらと思います。
ジメジメする人にも家にも過酷な季節を余分な心配をせずに快適に暮らしましょう。