吹田市 摂津市 北摂で注文住宅・リフォームのオギ建設スタッフです。
住宅においてもっとも大切なことは施工精度なのかもしれません。
その施工精度を調べることができる一つが『気密性』
天井・壁・床の断熱工事が終わり、内装施工の前に行う気密測定で住宅の気密(すき間相当面積)が明らかになります。
どんな断熱材を使うか?と言う断熱性とは違い、1棟1棟施工精度を試される気密についてとことんこだわったお家づくりをしていきたいと思っています。
この記事では気密測定を行なった方が良い理由をまとめていきます。
腕のいい建築会社は気密性にこだわる。
今も昔も腕のいい建築会社と呼ばれるのは誇らしいことです。
木を一本一本手で刻みで仕口や継手をつくり、傾いていない住宅を建てる建築会社を腕のいいと評価してきました。
しかし、逆に言えば、腕の悪い建築会社もたくさんあったと言えます。
今はCADデータによるプレカットが主流となり、腕の悪い建築会社が減ったように一見思います。実際はプレカットが導入されることで次のステージとして気密性で腕の良い・悪いを競うようになってきました。
家づくりはモノづくりです。
良いものをつくりたいという職人の気質は時代が変わっても変わることはないのでしょう。
気密測定には気密測定技能者の資格者が行う。
「JIS A2201 送風機による住宅等の気密性能試験⽅法」と気密測定方法についてJIS(日本産業規格)で決まっています。
気密測定技能者の資格は一般財団法人建築環境・省エネルギー機構が主催しており、年に一回、3年更新。
「お客様への住宅の品質証明」を行う重要な資格です。
注文住宅の3大性能『耐震性能』『断熱・省エネ性能』『気密性能』
注文住宅のもっともメリットは間取りなど自由度のある点です。
ぜひ楽しんで家づくりを行ってください。
次いで、その性能ではないでしょうか?
・耐震性能:万が一の地震の時に大切な家族と財産を守る耐力について
・断熱・省エネ性能:過ごしやすさや冷暖房費など
・気密性能:すき間からの漏気・侵入を防ぎ、断熱性・省エネ性・空気質に関係する性能
お施主様が決まっていない建売住宅ではこの3大性能『耐震性能』『断熱・省エネ性能』『気密性能』がなあなあとなっているように思います。
特に、施工精度の『気密性能』においてほとんどの住宅ですき間を明らかにする気密測定すらも行われていないようです。
偶然、すき間の少ない家ができることは絶対ありません。
すき間対策を行い、すき間をつくらない仕様と施工精度でなければ実現することはできません。
気密測定を行なった方が良い理由
オギ建設では全棟気密測定を行なっていますが、上記でも書いたように実は気密測定を行なわない会社もたくさんあります。
では気密測定を行なわなくていいのか?と言うとやはり気密測定は行った方が良いでしょう。
気密測定を行ないきちんと気密性能を明らかにした方が良い理由は
・気密測定を行うことによって、大工さんや職人さんたちにも緊張感を持って仕事するということ
・気密性能を上げないと換気バランスが悪くなり、室内の空気質が悪くなる。
・すき間から壁の中に外気や室内の湿気が入るこむことで結露やカビの原因になるため。
・断熱材の性能を発揮しきれないため
などなど、すき間が多いことで発生する問題はさまざまあります。
youtubeでは蛾がすき間から入ったというような動画もUPされていました。
気密と施工精度はほぼ同じこと
オギ建設の職人たちが丁寧につくり上げる住宅は気密測定でもよい数値がでています。
施工事例にC値を入れているのは、そんな職人たちの丁寧な仕事を知ってほしいという気持ちも入っています。
デザイン性を支えているのはやはり性能です。
良い家だね。と訪れた方には気密性は伝わらないかもしれません。
でも住むとわかる性能だからこそ、トコトン現場での施工精度にこだわって気密性にこだわっていきたいと思います。
また第1種換気が標準仕様となっています。
せっかく建てる家は良い家をお考え下さい。