吹田市・摂津市・北摂で注文住宅をお考えなら上質デザイン住宅、注文住宅専門工務店のオギ建設

吹田市・摂津市・北摂で注文住宅をお考えなら上質デザイン住宅、注文住宅工務店のオギ建設

吹田市・摂津市・北摂で注文住宅を建てるならオギ建設へ

吹田市・摂津市・北摂で注文住宅をお考えなら上質デザイン住宅、注文住宅工務店のオギ建設

EVENT & NEWS

2024年11月10日

オギ建設が「許容応力度計算(構造計算)」によって耐震等級3の家を建てる理由

吹田市、摂津市、北摂で新築注文住宅を建てるならオギ建設のスタッフです。

この記事は、地震に強い家を建てたいと考える方はもちろん、「耐震性って本当に必要なの?」とお悩みの方にもぜひ読んでいただきたい内容です。

 

『大地震から家族と財産を守る家』に加えて

『大地震後でも暮らすことができる家』を建てることがとても重要です。

 

熊本地震から学ぶ

2016年4月14日、熊本県熊本地方で発生したマグニチュード6.5の地震では、益城町で震度7の揺れが観測されました。さらにその2日後、マグニチュード7.3の地震が発生し、益城町と西原村で再び震度7の揺れが確認されました。

https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/0039a2c1a07a607286e2e436393c247d4ac72ba0

 

 

 

建物損壊:約14万棟

「被災建物応急危険度判定」で立ち入りが「危険」と判定された建物は、1万2013件

 

特に注目すべきは、連続して起きた地震の影響で、初回の地震ではダメージを受けていなかった建物が、2度目の地震で倒壊したことです。築年数が比較的新しく、現行の新耐震基準で建てられた家屋でも倒壊しているケースが多く見られました。このことからも、建物の耐震性が十分であるかどうかが住宅選びにおいて非常に重要であることが分かります。

 

 

耐震等級による被害の違い

 

https://pirenoconsumer.ykkap.co.jp/earthquake-prevention/

 

熊本地震の事例からもわかるように、耐震等級が異なると被害状況も大きく変わってきます。実際、耐震等級3の住宅は倒壊や全壊が0%で、わずかに修復が必要な被害が12.5%にとどまっています。これは、耐震等級3の家がどれほど優れた耐震性能を持っているかを示しています。

 

耐震等級は1から3までの3段階に分かれており、等級3が最も高い性能を持ちます。オギ建設では、最高等級である耐震等級3の取得を標準とし、地震に強い住宅の提供を行っています。

 

 

 

許容応力度計算とは?

 

 

耐震等級を取得するためにはいくつかの計算方法があり、その中で最も安全性を確保できる方法が「許容応力度計算」です。この計算方法は、建物の各部材や構造体にかかる応力を詳細に検証し、設計に反映することで、建物全体の安全性を高めます。この計算方法は、より詳細で厳密な設計を行うため、構造設計の信頼性が非常に高くなります。耐震等級3を達成するためのこのプロセスは、地震に対する住宅の強度を確実に高めるための重要なステップです。

 

 

2025年からの耐震基準変更

さらに、2025年4月からは新たな「46条壁量規定」が施行され、木造住宅の「壁(柱)」の量が現在の基準よりも増加することが決定しています。
住宅性能表示耐震等級と構造計算での住宅の耐震性が大きく差が出てしまっているためです。

計算方式によってこれほどまで変わってきます。

オギ建設は、設計費用や構造計算のコストアップを考慮しつつも、「壁量計算の耐震等級3」ではなく「構造計算の耐震等級3」の取得を標準としています。住まい手の皆様が安心して暮らせる住環境を提供するためです。構造計算にかかる設計費用は多少増加しますが、それは「耐震等級1」と「耐震等級3」との差額にすぎません。

大地震が起きた際に
倒壊すれば命を守れません
全壊では財産を守れません
2重ローンとなってしまいます。

軽微な修理で通常の暮らしに戻れるようにしないといけない

 

地震はいつどこで起こるか予測できません。しかし、備えることはできます。オギ建設では、耐震等級3を標準とし、「許容応力度計算」を用いて精密な設計を行い、さらに制震工法を組み合わせることで、より安全で快適な住まいを提供しています。地震に対する安心感を提供することこそ、私たちが家づくりにおいて最も大切にしていることです。地震が来ないことを祈りつつ、最も備えがある住まいを目指していきます。

 

2024年11月2日

中古住宅でも実現できる!リノベーションで気密性向上の重要性

吹田市、摂津市、北摂で新築注文住宅を建てるならオギ建設のスタッフです。

リノベーションは、ただ見た目を新しくするだけではありません。現代の基準に合った住環境を提供し、家の性能を向上させる大切な工事です。特に、築年数が経ったお家では新築よりも経済的メリットがあり、最近は建替えではなくリノベーションを選ばれる方も増えています。

中でも「気密性」を高めることは、快適性やエネルギー効率、建物の耐久性を左右する重要な要素です。

 

 

気密性向上のリノベーション事例 ~Smart Houseに特集されました~

 

No.117(2024年11月号)10月20日発刊

今回、吹田工務店がオギ建設と共に行った中古住宅のリノベーション事例が「Smart House」誌に特集されました。この特集では、オギ建設が手がける既存住宅の気密性向上の取り組みが紹介されています。オギ建設では、リノベーションした住宅においても1棟ごとに気密測定を行い、高い気密性を実現することを目指しています。

気密施工は完成後には見えなくなってしまう部分ですが、実は住まいの快適性に深く関わる重要な性能です。

 

 

 

なぜ気密性が重要なのか?

 

気密性を高めることで、室内の空気の漏れを抑え、冬は暖かく、夏は涼しい環境を維持しやすくなります。これにより冷暖房の効率が上がり、エネルギーコストの削減にもつながります。リノベーションにおいて、気密施工は家の快適性を大きく左右する基本的なステップと言えます。

 

 

気密性向上リノベーションのメリット

1. エネルギー効率の向上:気密性が高まると、冷暖房効率が向上し、光熱費の節約が可能です。
2. 快適な住環境:隙間風がなくなり、室内温度が安定することで、より快適な住まいが実現します。
3. 室内空気の質向上:気密性を高めつつ、適切な換気を行うことで、外部からの汚染物質やアレルゲンの侵入を防ぎ、健康的な環境が維持されます。
4. 住宅の耐久性向上:しっかりとした気密施工により湿気が抑えられ、カビの発生や構造の劣化を防ぎます。

 

 

 

適切でない気密性が引き起こす問題

戦後、アルミサッシや断熱材が普及し、家の気密性が高まる一方で、中途半端な気密性の家では古民家にはなかったカビや住宅劣化の問題が発生するようになりました。

適切な気密性がないと、湿気がこもりやすく、家が腐りやすくなってしまいます。オギ建設のリノベーションでは、既存住宅を「高気密・高断熱」に改良することで、長く安心して暮らせる住まいに仕上げています。

 

 

 

気密リノベーションの施工プロセス

 

 

オギ建設は、中古住宅の気密性を高めるために、細部にまでこだわって施工を行っています。枠材や構造用合板の周囲には気密材を丁寧に充填し、隅々までしっかりと施工することで、空気の漏れを最大限に抑えています。この緻密な施工が、高性能な住まいを実現するための鍵です。

 

オギ建設のリノベーション事例からもわかるように、築年数が経過した住宅でも気密性を高めることは十分に可能です。新築だけでなく、中古住宅においても、しっかりとした気密施工を行うことで、快適でエネルギー効率の良い空間に生まれ変わります。

築年数が古いからといって諦めるのではなく、住まいを安心で健康的な場所に変えるリノベーションのチャンスとして、気密性にもぜひ注目してみてください。

 

 

 

お問い合わせ
お問い合わせ
メルマガ オンライン相談オンライン相談