吹田市、摂津市、北摂エリアで耐震等級3+制振工法を採用した新築注文住宅をご提案しているオギ建設スタッフです。
朝はだいぶ気温が下がり寒くなってきましたね。
冬になると、窓や壁がびっしょり…。朝カーテンを開けたら水滴だらけで「これって普通なの?」と思ったこと、ありませんか?
実は“結露”は、“住まいの性能”や施工の丁寧さに大きく関係しています。
今回は、「結露の出ない家にするためのポイント」をわかりやすく解説します。
結露は、温かい空気中の水分が冷たい部分で冷やされて水になる現象です。
たとえば冬、外気が0℃で室内が20℃のとき、断熱が不十分だと壁の内側で温度差が生まれ、そこに湿気が触れると水滴になります。
冷たい飲み物をコップに入れておくと周りに水滴が出てきますよね。その現象です。
つまり、結露を防ぐには「家の中に“冷たい部分”をつくらないこと」が大切です。
ポイントとしては3つ
① 断熱材が“すき間なく”入っているか
断熱材の種類もそうですが、断熱を隙間なく施しているかも重要になってきます。
• 柱と柱のあいだにピッタリ収まっているか
• 断熱材の継ぎ目がずれていないか
• 隙間をウレタンなどでしっかり気密処理しているか

貫通ボルト部は熱橋(ヒートブリッジ)となりやすく、外部と内部の温度差が原因で結露を引き起こす可能性があります。
これを防ぐために、発泡ウレタンを用いてしっかりと処理を施しています。
オギ建設ではこのような細かい部分にも目を向けて断熱処理を行っています。
② サッシの種類を確認する
結露の原因で多いのが窓まわり。
構造見学会ではまだ窓が見えていないことも多いですが、
もし設置済みなら「ガラスの種類」と「枠の素材」をチェックしてみてください。
• アルミ単体の窓 → 熱が伝わりやすく結露しやすい
• 樹脂 とアルミ樹脂複合 → 熱を伝えにくく結露しにくい
• ペアガラス+アルゴンガス入り → さらに効果アップ
オギ建設の標準仕様でもペアガラスのLow-E複層ガラス+アルゴンガス入りを採用。
冬の朝でもガラスが冷えにくく、結露知らずの暮らしを実現します。

この画像だけを見ると、樹脂サッシの方が断熱性高いのであれば、樹脂サッシの方が良いじゃん!と思われる方いらっしゃると思いますが、
確かに断熱性は抜群なのですが、価格がとても高くになりますし、私達が住む大阪は北海道や東北ほど寒くないのでアルミ樹脂複合サッシで十分だと考えています。
③ 換気システムの仕組みを知る
「気密性が高い家って、空気がこもるんじゃないの?」と思う方もいますが、
実は正しい換気があれば、結露も防げます。
住宅を検討中の方は担当の方にどんな換気システムを使っているかを聞いてみましょう。
オギ建設では第一種換気(エコエア90)を採用し、
外の冷たい空気を部屋からの排気される空気と熱交換して温めてから室内に取り入れます。
そのため、湿気もこもりにくく、冬も空気がサラッと快適です。
結露を防ぐ家づくりの考え方
結露を防ぐ家づくりは、「家の性能を正しく理解すること」から始まります。
見た目だけでなく、断熱・気密・換気のバランスが整ってこそ、本当に快適な住まいになります。
オギ建設では、完成後では見えなくなる壁の中まで、確かな施工で“結露の出ない家づくり”を徹底しています。
これから家づくりを考える方は、ぜひ一度「構造見学会」でその違いを実際に体感してください。
デザインや間取りも大事ですが、毎日の暮らしが快適であることが本当にいい家の条件だと考えています。

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