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2023年6月11日

高低差のある敷地は安全か?|大田区の住宅崩壊ニュースから考える。

吹田市 摂津市 北摂で注文住宅を建てるならオギ建設のスタッフです。
先日、東京大田区で住宅が倒壊しそうになっているとのニュースを見ました。

 

ヤフーニュース
【独自】「やばいやばい…」大田区で住宅崩壊の恐れ 「ガン、ガラガラガラ」異様な音で土砂流出…隣接地の解体業者「うちは関係ない」

https://news.yahoo.co.jp/articles/573bb9d05d3c295ec3a1274b97eb0245f0012ea8

 

 

 

建設をしているものならば、
「なんてことを!」
と声を上げてしまったのではないでしょうか?

 

今回は、大田区の問題から『高低差のある敷地における注意点』を洗い出していきたいと思います。

実際に困っている方がいる案件を深く掘りすぎるのは、申し訳ないと思いながらも
少し情報収集してみました。詳しい住所などは割愛しています。

 

 

 

 

道路との高低差を解消するために、土を鋤とっている?

 

今回の敷地は解体が3月に行われ、3ヵ月ほど放置されていた模様。
土を鋤とったタイミングはわかりませんが、道路との高低差を1mほどを土を鋤とっているように思います。
また奥の敷地はその1mほどの高さがある敷地を前提に造成されているようです。

 

 

土砂災害警戒区域・特別警戒区域ではない。

 

急傾斜地の崩壊(がけ崩れ)・土石流・地すべりを発生原因として生じる被害を土砂災害と言います。
この土砂災害を警戒する必要がある場所を行政が指定している区域を「土砂災害警戒区域・特別警戒区域」といいます。

 

大田区では
土砂災害警戒区域(イエローゾーン)の指定と
砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)の指定
との2種類に分けて警戒区域を指定しています。

 

 

 

 

 

では今回のエリアを見ていくと指定がなされていないようです。
つまり、土砂災害警戒区域・特別警戒区域 外

 

 

 

 

https://www.city.ota.tokyo.jp/seikatsu/chiiki/bousai/suigai/keikai-kuiki_shitei.html

 

 

また大田区では宅地造成工事規制区域の指定もない。

 

宅地造成工事規制区域に指定されているエリアでは、土砂崩れを防ぐために、一定の範囲を超える宅地造成(地ならしをする工事)が規制される区域です。切土や盛土により高さが1m以上などの崖ができあがる工事を行う際は、都道府県知事などの許可が必要となります。

https://www.city.ota.tokyo.jp/faq/bunya/bousai/bousai.html#cmsF2551

 

 

 

規制指定されていないことが遠因かもしれない。

 

上記のように大田区では規制指定がされておらず、悪い意味で自由に土工事ができてしまったことが遠因かもしれないと今回調べてみて感じました。

私たちの事務所のある正雀エリアはあまり坂はありませんが、吹田、摂津、北摂エリアと考えると坂や高低差のある敷地は多くあります。

 

大田区の問題のように指定があってもなかっても現状を把握し、警戒するべきは警戒する。
と言った姿勢が必要なのかもしれません。

 

 

 

高低差のある敷地は安全か?

 

 

土地探しの時も高低差のある敷地は大丈夫か?
とご相談を受けることがあります。

現地を見なければわからない。
と言うのが正直なところです。

 

 

大丈夫なところもあれば、警戒するべき場所もあります。
今回のように指定されていないから安全と言うべきではないのかもしれません。

土地探し中や高低差のある敷地でのお家を建て替えをお考えの方は、お気軽に敷地状況も踏まえてご相談いただけましたらと思います。

まずは見て、ご提案させていただきます。

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